口の中が乾くのは何故??
口が渇くのは血糖値が高くなっているか、または塩分をとり過ぎていることが考えられます。血糖値が高かったり、塩分を過剰摂取していると、体内の血液の濃度が高くなります。それを適正濃度に戻すために水分をとって濃度を維持しようと身体が反応します。口が渇くのはそのためだと思われます。減塩のポイントはまず、どのようなものに塩分が含まれているかを知ることです。調味料はもちろん、ちくわなどの練り製品、ハム、ベーコンなどの加工食品 にも塩分が含まれています。

食品の塩分含有量
 目安量重さ(g)塩分量(g)
食塩小さじ1杯55
醤油小さじ1杯50.7
みそ大さじ1杯182.2
ちくわ1本(大)1002.1
かまぼこ1切れ200.5
ロースハム1枚200.5
ベーコン1枚200.4
ウィンナー1本150.3

~ 塩分を取り過ぎないための工夫 ~
・ 味付けはメリハリをつける。すべてを薄味にするのではなく、メインになる料理に味をつけ、ほかは薄味にする。
・ 酢の物やサラダ、マヨネーズ和えなど塩分の少ない料理を組み合わせてとる。
・ 香辛料、香味野菜(ねぎ、しょうが、しそ、ごま)を利用することで、しょうゆや塩などの調味料を控えることができる。
・ だしを利用する。だしの風味を利用することで、調味料の使用量を減らすことができる。
・ レモンや酢などの酸味を利用する。酢の物は塩を使わないで調理する。
・ 油を利用する。揚げ物は下味の塩やしょうゆを減らして作る。
・ こげ味をつける。
・ 煮物は砂糖を少なくし、しょうゆの量を減らす。煮汁は残さないように煮含める。
・ 新鮮な食品を使い、食品自体の持ち味を生かす。
・ 卵やじゃがいもなど味の付きやすい材料を利用する。
平成17年3月発行