アルコールについて
暖かくなり、飲酒量が増えやすい季節になってきていますね。
そこで、今回はアルコールについて紹介しますので、
なるべくカリウム・リンの少ない物を選んでくださいね。
お勧め順品名常用量
(ml)
熱量
(kcal)
たんぱく質
(g)
カリウム
(mg)
リン
(mg)
1焼酎180
(1合)
317000
2ウイスキー30
(シングル1杯)
71000
3ブランデー30
(シングル1杯)
71000
4清酒 純米酒180
(1合)
1850.7916
5清酒 本醸造酒180
(1合)
1930.7914
6チューハイレモン
果汁3%
350
(1缶)
1790110
7清酒 吟醸酒180
(1合)
1870.51313
8チューハイ
グレープフルーツ
果汁5%
350
(1缶)
1860.0190
9白酒180
(1合)
4283.42525
10ワイン ロゼ60
(グラス1杯)
460.1366
11ワイン 白60
(グラス1杯)
440.1367
12発泡酒350
(1缶)
1580.44628
13ワイン 赤60
(グラス1杯)
440.1668
14梅酒180
(1合)
2810.2705
15ビール 淡色350
(1缶)
1401.111953
16ビール 黒350
(1缶)
1611.4193116


~ アルコールを飲む時のアドバイス ~
・チューハイは一般的には果汁0.5%~5%の商品が多いですが、果汁10%や50%の商品もあります。缶表面の表示を確認して、果汁の多い商品はカリウムも増えますので控えめにしましょう。
・ワインは赤ワインよりも、白ワインを選びましょう。
赤ワインを飲まれる場合は、量を控えめにしましょう。
・黒ビールはカリウムが多いため、あまりお勧めできません。
・カリウムが少ないアルコールでも摂り過ぎると、透析患者様は水分摂取量が増えますので、他の飲み物を控えるなど工夫をしましょう。
・透析導入前の患者様は、たんぱく質の多い白酒は控えましょう。
・他の飲み物は、第2回で紹介していますので、ご参考になさってください。