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May 2020 の投稿一覧です。
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投稿者: ryokusei
医療関係者に感謝?

私はどうもひねくれ者の医者らしい

金曜日に医療関係者に感謝とか
いって、ブルーインパルスが東京の空を
飛んだようだ。
最近、医療関係者に感謝という
言葉があちこちから聞こえてくる。

ひねくれ者の医者は、どうも
この言葉に違和感を感じるのである。

私も若くて、大きな病院で働いていたら
このコロナ騒動の真っただ中で
働いていただろう。。。
今は、上里医院に勤務している以上、
高齢者施設をいくつも診ている関係上
どうしてもコロナの侵入阻止に必死な状態である。

若いころは、救急や、重症患者を沢山診ていた
私としては、ほんとうは、血沸き肉躍る

若いころの体力、気力があり、仕事自体の
しがらみがない状態ならこの騒動の
真っただ中に突入しただろう。

そんな中、
第一の違和感は、
なにか、働いている側が感謝を求めている
感がしてならないこと。

私の当時の医者は(やや教育が古めなのだが)
医者の免許をもらったからには
地位、役職がない若い医者は、
なにかあったら最前線で働くことが当然
のことであり、
安月給で、365日24時間働いていても
それが、医者になったからには
当然だと思っていた。

ひっきりなしに急患が来ようとも、
他の病院の理不尽な紹介があろうとも
その地域の主力病院として
黙々と仕事をしていた。
それが、地域の主力病院の若い
医者の当然の仕事と思っていたからである。
(忙しくて、潰瘍から出血する人間も多々いた)
(私はもちろんないが。。。。。。。)
(私の一つ前の世代の医者は、戦争になって軍医で戦場に
行けといわれれば行くことさえ覚悟していた世代)
決してそれをだれかに褒めてもらおうなんて
思って仕事をしているわけではなかった。

もちろん、今の医療関係者もそうであろうが
どうも、若干
褒めて、褒めて、と心のどこかで
言っている様な気がしてならない。

これぞ、ゆとり世代の
いわゆる
褒めて伸ばす世代が
中心になったための世の流れの様な
気がするのである。

もう一つは
どうも見せかけの感謝を感じること
(いいすぎ)

なにかツイッターで
“いいね” を押す様な
軽い気持ちで感謝と言っている
感が否めないこと。

また、外国で、そうしているから
日本でも、という感も否めない
(外国の医療機関は日本の比ではない状態!)
おそらく現場の人間は
感謝する前に
“用もないのにうろうろするな!”
”関係者をばい菌扱いして
差別するな!“だろう。

報道番組の司会者が
“専門家なのになんで病院で広がるのだろう”とか
厚生大臣が
“37.5度といったのは単なる目安です”
という言葉は
感謝の前に
現場の人間をいかに愚弄(ぐろう)する言葉か

このコロナ騒動の中で
いまの若い世代、いまの世の中に
なにか違和感を感じる
初老の医者であった。
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投稿者: ryokusei
マスクがいまだに少ない中
当院は、介護施設を併設しているせいもあって
以前よりマスクは多めに備蓄していたために
現時点で病院でのマスクはまだ
ある状態
(個人的なマスクは足りていないが)

そんな中、患者さんが
手作りの布のマスクを
私を始め、職員にくれたのだが、
顔の大きな私にはピッタリのサイズ
なのだが、
なんとも顔の小さな職員は
顔全体が隠れてしまう。。。。。。
(同じ人間でこうも顔の大きさがちがうか?)

大体、私、
以前よりマスクをするのが
めんどくさい人で、
その上、先ほど言った様に
顔のつくりがでかいので、
普通のマスクを長時間していたら
耳が痛くなってしまう。
(顔の大きな人はわかるとおもうが
同じ大きさのマスクでは耳が引っ張られて
痛くなる)

そこで、以前より耳にかけるタイプではなく
上下に紐がついていて
首と頭の上にかける手術用の
マスクを愛用していた。
そうすれば、耳も痛くならないし
頭の部分を外せば、首にかかったままで
すぐまたつけれるので、便利で
それを愛用していた。

ところが、流石に
そんな特殊なマスクは手に入らない。

そこで、なんと職員が
手作りでマスクを改造してくれたのである。
(ありがたや、ありがたや)

つまり
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の状態のマスクはあるので、
耳の部分をとり外して
上下に付ける紐をつくって
22222.JPG
取り付ける
(この紐の材料は、なんと車をおおう
巨大なカバーをきって
おって作ったものである。)
(凄い!まめ!)
それを上下につけると
555555.JPG
こうなります。
1111.JPG

いまでは
仙台の七夕まつりの用に沢山
棚においてあります。
33333.JPG
コロナウイルスのおかげで、
現在、患者さんの
数が少ないので
そういう時間もあったのだが、
それにしてもありがたい。

しかし、このマスクもこもまま
コロナ騒動がつづけば
1ヶ月で30枚ほど使ってしまうので
すぐなくなってしまう。。。。。。

この状態がいつまでつづくのか。。。。。
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投稿者: ryokusei
断捨離ができない


5月の連休に少し
家の掃除をして断捨離をしようと思ったのだが
これがうまく行かない。
片付いたのか、乱雑になったのか
不明。。。。。

どうしても、ものが捨てれないのが
最大の原因とは思うが、、、、、

性格なのか、教育なのか
なかなか物が捨てれない。

私の両親は、いわゆる
戦中派で、(戦争の時代を潜りぬけて
きた人達)
とにかく物を捨てない人で、

家には、物をくるんでいた紐、
いろいろな包装紙、空箱、空き缶
なんでもあった。
(春風堂の包み紙や三越の包み紙は
遠足の時に弁当を包むのに使われていた)

あるとき薄いプラスティックの容器が
積み重ねて戸棚にあったので
よく見てみると
イチゴがはいってあった
プラスティックのケースだった。
(こんなもの、何に使うのか???)

たまに、九州から家に帰ってくる度に
家にあるいらないと思うものをすてたものである。

だけれども、今はそれを
自分ができない。

物をみたら、いつかなにかの役にたつ
様な気がするし、
心がときめかないものを見ると
捨てろというが、なにかしら
いろいろな物に思い入れがある。

掃除をしていたら、懐かしい本なんかがでてきたり
したら読んだりして結局、捨てないどころか
散らかってしまったりして。。。。

テレビの様に生活感がない様な部屋に
憧れるが、できやしない。

私が上里医院にきて5年がすぎたが、
そこででもどんどん物が溜まっている。
だいたい今は10年たつと、論文や本も
役にたたないのだが、それさえ捨てれない。

どうしよう????
身に付いた貧乏性か?

そういえば、話は、変わるけれども
一昨年に
裏の特養の愛生苑で、古くなった棚を沢山
捨てているのをみて、もったいなくて
それを20個ばかりいただいて
裏の倉庫の中に収納用の倉庫を屋根付きで
作ってしまった。

最近は、クリニックも建物がちょこちょこ痛んできて
それを見たら、つい自分で修理してしまう。
つい最近は、雨漏りを自分で修理してしまった。

なんだか、この身についた
貧乏性は治らないかも知れない。
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投稿者: ryokusei
このコロナ騒動の中で
いろいろな人間がいろいろ発現を
ネットでしているようだが
なかに、どうも自分が頭がいいといわんばかり
の発現をするやからがいて
どうも気にかかる。

他人のことをバカバカと発言する
(もと○○ドアの社長)
テレビでも東大や京大を出た
人間がそれだけでもてはやされている
(先の人は中退だが)
どうも気にかかる。
??????
(東大にいっていないひがみ?)

今、群馬県の知事をしている〇〇氏が
国会議員をしてる時
東大出の国会議員と“さんま”(お笑いの)
とどちらが頭がいいと思います?
とテレビで発言したことを
いまでも覚えている。
その時私はすかさず頭の中で
“さんま”と叫んだ。

人間がもっている頭の能力など
知れたもの
(それが証拠にチェス、将棋、とうとう
囲碁にいたってもAIに勝てなくなった)
その頭の力をどこにどれだけ使っているか
というだけだと思う。

映画の”レインマン“のダスディンホフマン
の元になった人物は、
何年何月何日は何曜日と聞くと
○○曜日と即答し、電話帳1ページの
電話番号を瞬時に記憶する。
しかし、コミュニケーションがとれず
どうして曜日が言えるのか
(計算しているのか覚えているのか)
解明できなかった。
つまり、そのことに対しては
凄い能力を発揮するが他は全くだめ。

以前紹介した、イギリスの一瞬で風景を
全て隅々まで覚えてしまう画家や
原爆の製造を牽引した
物理学者オペンハイマーも同様。
アインシュタインでさえ、、、、、
(医学ではサバン症候群という)

つまり、多かれ少なかれ
人間は、100の脳の力を
どこにどれだけ使っているのかということ
東大に合格した人間は学習、記憶という能力に
90%使用して、“さんま”は会話という
部分に90%使用し、イチローは野球に対して
90%使用し、
レインマンは記憶ということに99%使用している
だけのことだと思っている。

それぞれ人間には得て不得手があり、
いろいろ、人それぞれ使っている
部分が違うだけで
結構、均等に脳を使っている人は
逆に目立たないかもしれない。

もちろんその器の大きさには
多少の違いがあるかもしれないが、

以前に書いた様に
とてつもなく進んだ宇宙人から見たら
人間の個々の能力など違いはないと
思っているに違いない。

人間が天才のアリと普通のアリに
違いを見いだせないのと同じ様に

“馬鹿というやつが馬鹿”はなかなか正論?

それにしても私の脳力はどこにあるのかな・・・・・?
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投稿者: ryokusei
コロナ、コロナ、コロナ

毎日、毎日、毎日

当院では、発熱等の風邪症状が
ある患者さんは、事前に電話するか
病院のインターホンをならしてもらう
様にしているので

いまは、病院の電話が鳴ったり、
インターホンが鳴ると
病院内に緊張が走るという
ピリピリした毎日が続いている。
。。。。。。。。。疲れるわ。

もし、本当に県の発表の様に新規感染者が
いないのであれば、いつもは普通に
診察室で診ている患者さんを
予防着をきてマスクをして
こわごわ見ているのは、コロナごっこを
しているだけになってしまう。

県全体で休みにして、みんなマスクをかけて
゛ゴホン“と咳払いした人をみんなで睨み、
受付やレジにビニールシートをかけて
家に閉じこもっているのは
こっけいなことになってしまう。

医療関係者の私でも、もっと抗原、抗体
検査を気軽に盛んにして、市中でどれだけ
本当は感染が進んでいるか
早く進めたらよいと
おおもってしまう。
(抗原、抗体の差を話すと長くなるので省略)

ところで、病院は、通常通りあけているので
今日からは久しぶりの連休。

こんな状態が続いているのもあって
私も、日、水、の休みは
ただ、ボーと本当に休んでいるだけ。

いつも連休があると何をしようと
考えるが、結局なにもせずに連休があける。

今回もそうかなーーーーー?

病院によく来る薬関係の人が
無類のモーター好きで、
(自動車、バイク)
暇さえあれば、車やバイクをいじっている。
車の話をすれば終わらない。。。。
そんな人がうらやましい。

以前にもいったが、
私の理想は“釣りバカ日誌”の浜ちゃん
の様につりのために仕事をした
(仕事中もつりのことばかり考えている???)
生活をしたいし、そんな趣味を持ちたい。
(それができないのは、心の底で趣味は究極の暇つぶしと
思っているからかもしれない)

人生でいいえば30代のころは
24時間365日働いていたので
時間に余裕ができれば、
いろいろしたいことをしようと
箇条書きにしていたが、
時間ができたときでも
ただの1つもしていない。

結構、何かを根を詰めてしたら
後で、むなしさが出たりしたりするので
(ゲームをコンプリートした後にくるむなしさの様に)

以外といそがしい時にいろいろ考える
ことの方が楽しいのかもしれない。