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April 2020 の投稿一覧です。
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投稿者: ryokusei
若いことはすばらしい

このコロナ騒ぎで、よしも
悪しも、大阪や北海道の若い知事が
テレビで前面に出てくることが多い。
やっている政策がいいか悪いかは
よくわからないところもあるが、
フットワークの良さ、
物事に対する真剣さ
なによりも新しいことへの導入の
思い切りの良さが伝わってくる。

これを見ていると
わかい指導者の素晴らしさが
伝わってくる。
平均年齢や労働の年齢は上がっているが
やはり、指導者は若い方がいいような
気がする。

あまり大きな声では言えない?が
この小さなコミュニティーでの
医師会でも、私は、飲み会で
50代前半の医者に
会長にならないかと勧めたことがある。
それだけ、若い力が今の日本の社会には
必要と思っている。
私の兄が香川県の医師会長をしているが、
66歳で医師会長としては、若い方ではあるが、
それでももっと若いものがすべきと思っている。

自分も、もうすぐ還暦なのだが
やはり、年をとればとるほど
今のことに対する変化に対して臆病になってしまうし、
しがらみがどんどん増えてくる。


これから社会やコミュニティーを
考えるうえで
たとえば40代の人間は
自分の今後の生活がかかっているし
今の社会をうまく進行させなければ
自分の子供が苦労することを考えるだろう
つまり今後の50年後のことを
かんがえて行動するだろう。

自分の年代になると
どうしても老後の安定を考えるし、
自分の子の世代は成人しているし、
これでは変化を考えない。
せいぜい30年先のことしか
考えれないだろう。
それでは変化を求めるはずがない。

決して、それが自分の年より上の人間の
今後の生活を切り捨てよという
わけではなく、そこを
うまく、若い知恵ですすめてほしいのだ。

他国、アメリカを見るに
現、大統領、次期大統領候補とも
70代後半
今後の世界を動かすことになる指導者が
そんな高齢でいいのだろうか。
ケネディーやオバマなんかの若い
力が世界を動かす方がよかったのでは
なかろうか。

実際、今の日本には若い
実力のある政治家は見当たらないが
それを、見出して、作り上げるのが
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投稿者: ryokusei
コロナコロナコロナ

前にも書いたことなのだが
もう一度。。。。。。。。。。。

安倍首相の現在の政策が決して
いいとは思わないし、
むしろ失敗しているとおもうが、

首相は、いろいろな決断をするのは
大変の様な思いがあると思う。
というのも、このコロナ騒動で、
この小さなクリニックや介護施設を
切り盛りするのに、小さな決断と
状況判断をするのが大変で、
最近は胃が痛いのに

国家のことを決断することは
大変なことだと思う。
もちろん命が第一で決断しなければいけないのだが
経済も潰してしまえば
後々国民に苦しい生活をしいらなければいけない。
多方面のことを考慮して
決断する責任のある人間の心労は
想像に難くない。

いろいろネットやテレビで
発言している
(ときどき偽善者ともおもわれる人間もいるが)
人間は、あくまでも自分の周囲のことや
自分の立場、専門の立場で、
発言をしているのであって、
自分の発現で、だれに責任をおうこともなく
一方向を向いて喋るのとは
わけが違う

首相から、県知事、市長まで行くと
責任の量が落ちるのか
フットワークがよくなる。
これも背負うものの大きさの
違いが出ている様な気がする。

それより最近気になるのは
我々一般の人間。

昔よりいろいろな情報が
溢れすぎで、
1億総評論家になり
行動が無責任でバラバラに
なっていること。
ほとんど利己主義になっていること

東北の震災の時は、
直接、被害を被ってない人間は
余裕で、被災地のこと
を考え支援し、協力もしていたが、

今や自分に災いが降りかかると
そういうわけには行かない。
皆、身勝手に行動して
極端に状況を怖がっている人から
大丈夫と高をくくって行動している人まで
バラバラで結局
パニック状態、ヒステリック状態になっている。

日本人はこんなものだったのか
(他国の国民の方が立派な様なきがしてくる)
と、がっかりさせられる。
日本の悪いところばかりが露点している
気がする。

日本人、大丈夫か?????

もう一つ気になること。
毎日、医療崩壊のニュースとともに
ガンバッテくれいている
医療者に感謝をというテレビや風潮があるし
やっている側もそれを
求めている風潮がみられる。

医療関係者としてこれは本来
当たり前のことであって、医療に携わるもの
こういう時も想定して医療にとびこんでいる
のだから、、、、、(少なくとも自分の時代は)

これも、ほめて伸ばす世代が
中心になっているからなのか。。。。。

たとえは悪いが
軍人は、かりに戦争になった時は
戦場に行くのが仕事なのだから
それを感謝し褒めるというのも
違和感を感じるのである。

このコロナ騒動がおわった時
日本人は、真の意味で立ち直れるのだろうか。
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投稿者: ryokusei
残念

コロナコロナで暗いなか、また、残念なお話。

前々回にはなした
アトラス彗星は空中分解して
明るさを増すことなく消滅しそうな
勢いです。。。。。。。。。
最近出現する彗星は、のきなみ
予想(期待?)をはずれ、消えてしまう。。。。

残念といえば、大林信彦監督がなくなったこと

私は、大の映画好きなのだが、
日本映画をほとんど見ない人
。。。。なぜだかわからないが、
どうも出演者の演技等の稚拙さに
我慢ができないところがあって。。。。。。

そんななか、これまたどういうわけか
時をかける少女は
よく見た映画。。。。。。。。
あの、ハチャメチャな筒井康隆の小説とは
信じがたい原作で、
出演者の演技の稚拙さがきわだつ
大林監督の映画の中で、
(時をかける少女はその代表作品?)
何回も見た映画。

青春期の心の不安定性と葛藤が映しだされ
それに、素人同然の出演者の
へたな演技のぎこちなさがマッチしてか
独特な雰囲気を醸し出した映画であった。
それに、公開当時まだ、23歳であった
自分の不安定性がさらに加わったのかもしれない。

日本映画で、よく見る映画は
精密な画像と構成の黒沢明監督の映画や
以前書いた様に
緊張感が全編にただよう
岡本喜八監督の
にほんで一番長い日
などが多いのだが、

最近では
堺雅人の南極料理人や
どこがいいのかわからないぐらいナンセンスな
阿部サダヲの
“舞妓Haaaan!!! ”
が気になる映画。

南極料理人は、日本映画にはない
ホンワカさが前面に出た
なんとなく、楽しい映画だった。

一方、舞妓Haaaan!!は
とてつもなく、ばかげた内容の
コメディー映画。
どこがいいか聞かれても
言い様がない映画である。

ただ、一つ言えるのは
両方とも、演技力がある俳優が
でているコメディータッチの映画は
結構おもしろい。

そういえば、洋画も
ロビンウイリアムスやジャックレモン
(古くてわからないか。。。。)
のコメディーはいい映画が多い。

暗い話ばかりで、家にこもって映画でも
見ましょうか。
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投稿者: ryokusei
世の中、コロナウイルスの話ばかりだけれど
ウイルスのことの基本を少し話ます。
これから戦わなければならない
敵であるウイルスのことを少しだけ
しっておこう

風邪の原因には細菌によるものと
ウイルスによるものがあるが、
(90%はウイルスによるものと
考えられている。)
細菌やウイルスって何だろうか

だいたい、ウイルスというのは
厳密にいえば生物ではない。
(生物の定義を自力で増殖できる
と定義すると、ウイルスは自分だけの
力では増殖できないため
生物ではなくなってしまう。)


大体、昔、学校で習った細胞

えい.jpg

これがなんと37兆個集まって共同で働いている
のが人間です。
この細胞一個は、もちろん目に見えない。
色々な大きさがあるけれども
平均的に10マイクロメートル
(0.01mm)
つまり1mmの100分の1ほど、
そんな小さなものが何兆個も共同で
動いて人間は生活している。

細菌は、これもいろいろあるが
普通はこの細胞一個で成り立っている
大体の基本的には構造が一緒で、

進化の過程で単細胞が形成されて
それが単細胞で生きる様に進化したのが
細菌で、

単細胞があつまって共同で
作業し始めたのが人間のような
多細胞生物である。
びー.jpg

中心にあるもじゃもちゃしたものが
遺伝子で、遺伝子は有名なDNAが連なったもので
ある。
進化の、元が同じだから
細菌と人間のDNAを比べると
同一の部位の部分がいろんなところに
見られる。

宇宙人から見たら細菌も人間も兄弟なのだ。

細菌も人間も自分の力で細胞分裂を
おこし増える。
しー.png
細菌は一般に普通の細胞よりさらに
10分の1ぐらいのおおきさで
ある。

ウイルスといえば、実をいうとこの
DNA(あるいはRNA)だけをもって
うろうろしている厄介なやつで
でー.gif
遺伝子をいわば寄生した細胞に入れて
その寄生した細胞のDNAの中に
自分のDNA(あるいはRNA)を組み込んで
その寄生した細胞に自分の分身を作らせる。
大きさは細胞よりさらに100~1000分の1ほど小さい

それゆえ、自分だけの力では増殖できないので
厳密な意味では生物にはならない。

それゆえ治療薬を作るのは至難の技なのである。

人間の遺伝子の中には実を言うと
人類がウイルスと戦った跡がたくさんあり
遺伝子の中にそれが組み込まれている
(ほとんど機能していない部分)
また、人類の進化、生き物の進化には
突然変異が繰り返されており、
それはウイルスの感染に依存するものが
あるという説もある。

今回もウイルスと戦っているのだが
太古の原始人から
その戦い方は
自力で治すという点で(効く薬がない)
同じなのかもしれない。

今回のコロナとの戦いは
人間がまだまだ知性のない
未熟な生き物であるということ
をいやがうえでも
再確認さされている
(精神的にも)