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November 2019 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
前回のつづきで一言


製薬会社の接待は、
1、 倫理的な理由
2、 製薬会社の経営の理由
3、 厚生省の役人の医者に圧力
4.外資系企業の進出
5.他いろいろ
(いろいろあって、
いろいろさしさわりが多い
ことなので詳細は割愛)
まあ、一つだけ、言えるのは、末端の開業医には
ほとんどなにもなくなっている。

ただ、日本の社会の風習としての
年末の挨拶としてのカレンダーや
年始の挨拶としてのタオルまで
制限したのでは、味も素っ気もなくなってしまった。
これはやり過ぎだろう。。。
実は、最近はひましにこの状態が厳しくなって
病院で話す内容さえ制限されているのである。
いまでは、自社の製品の内容のみしか
しゃべってはいけない状態になってしまった。

(正直いうと、製薬会社の訪問に薬の製品の
内容を求めているわけではない。
製品の内容は、読めばわかるし、
訪問にきて自社の製品を悪くいう奴はいない。
ここがいいという話をきいて鵜呑みにする
するほど医者もうぶではない。)
まがりなりにもしゃべっている人間より
専門家なのであるから。

じゃ、なにが必要なのか、
開業でひとりいると周囲の医療環境から
隔絶してしまっているので、現在の医療社会の
情報が欲しいだけだといっても過言ではない。
おおきな病院にいると自然に
いろいろな話が耳にはいってくる。
しかし、開業で、ひとりでいると
そういうわけにはいかない。
現在の医療業界の状況、しいては
周辺の医療機関の状態を知りたいのである。
つまり、いろいろな裏話が知りたいのである。

訪問して来た会社の人達と打ち解け会える様
になったら、やっと
お互いギブ アンド テイクで
いろいろな裏話をするのである。
会社側もそれで、いまの個々のニーズ
や情報を得てマーケティングにもちいて
いたのである。

(もちろん、薬は会社別にほとんど
おなじ作用、効果の薬があるから
そうすれば、
その会社の薬を使うことになるのだが)

例えば、昔〇〇製薬という会社があったが、
どうも、うさん臭い会社であったが、
その情報はいろいろな方面から情報として
得ていたのであるが、薬の内容を病院側で
こっそり調べたら、やはり内容に不整が見つかった。
結局その会社は、いろいろ発覚して、
消滅したのだが、

同じ様にその製薬会社がどういう会社で
商売のみの会社なのか否かを判断したり

また、○○病院の裏情報など、耳に入れ、
大事な自分の患者を紹介するか否かを
決めている。

そんな、情報が入りにくくなっているのである。

そして、薬の内容しか話すことが出来なくなった
MRという職業は、今、消滅の危機にあるのである。
(それだけなら、紙ベース、ネットベースで
十分)

しかし、私が言いたいことは、
他にある。

次回につづく
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投稿者: ryokusei
遊びのない世の中


皆さんも、病院では、そこら中に
ボールペンが転がっているのを見るだろう。
これは、ほとんど薬屋さんがくれた
ボールペンで、
医者になってから、ボールペンを
買うことなど考えられないことだった。

それが、今、様変わりしている。
ボールペンには薬の製品の名前が
入っているのだが、
これが、今禁止されてしまったのだ。
(会社名だけのボールペンは
かろうじて許されている。)

当院の診察室に入った人は、わかるだろうが、
診察室のかべに薬の名前が入った
マグネットがベタベタ張っている。
もちろんこれも、もう作られてはいない。
結局、販促品(販売促進品)が小物でも
禁止されたのだ。

また、よく見てみたらわかると思うが、
以前、病院には製薬会社のカレンダーが
いろいろかかっていたのだが、
今はこれがない。
こんなこまごましたことまで、
今は、規制されている。

もともと
製薬会社といえば、医者への接待が
その昔はすごかった時期があった。
(私自身、それはあまりいいこととはおもっていなかったが)
全盛期は、毎晩、繁華街で
製薬会社と医者との
会食が行われていた時期がある。
(この会食が禁止されて
繁華街は一気に不景気になったぐらい)

はたまた、新薬の宣伝に大々的に
大きい会を大都市(どうかしたら観光
ついでで沖縄で)開催して、
招待した者たちの旅費、宿泊代まで
全て製薬会社がもっていた。
(莫大な費用が掛かっていたはず)

医療と製薬会社との癒着を問題視され、
さらには、外資系の製薬会社を中心に
日本的な習わしを良しと思わない風潮と、
製薬会社の経営がだんだん苦しくなってきて
いったことなど、いろいろあって、
いまや、ボールペン一つにまで
制限されている。
(これだけでも、小物うや、カレンダーなど
をつくっていた会社は影響をかなり
受けたんじゃないかな)

つまり、接待は、それだけで、かなり
日本経済を活性化させていたのである。

個人的な意見としては、
接待がなくなるのは、別になにも思わないが、
ボールペンなどの小物まで制限するのは
やり過ぎとおもっている。
(ボールペンや、カレンダーで、
薬の使い方が変わるわけがない)

綺麗ごとをいってもうしわけないが、
私は、飲まないこともあって、あまり飲食を
製薬会社としなかった方で、
昔は上司に連れてられてついていったが。
自分が上になると、
基本、行かなかったが、自分がいいとおもって
使い込んでいる薬の薬屋さんに
どうしてもと頼まれたりしたら行くぐらいだった。
(自分からせびる、やから、も
いるようだが)

どんどん、いろんなことが
縮小されてきて、
いまは、行き過ぎの徴候がすごい。
なにが行き過ぎなのかは、次回。

(どの業界もいっしょだが、
医療業界にももっともっと
闇の部分がある。がもうここまで)

カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
ストレス、ストレス、ストレス

最近、患者さんのお孫さんが
体調の不良でいろいろな病院に行き
ストレス性の胃腸炎の
診断を受けて、いろいろ薬を
もらっても良くならないので
診てくれないかと言われて、
“おれは、そういう精神的なものは
苦手ですよ“と言ったのだが
来院した。

中学3年生で受験を中心に
ストレスがあって、胃腸の調子が
悪い様子であった。

いろいろ話を聞いて、
自分の体験談を話して、
胃腸の調子と友達になれ
風な話をして薬を少しだしたら
どうも調子よくなって、
不登校気味なのもなくなってしまった
様だ。

“名医”。。。。。。。。。
なんちゃって。。。。。。。

私は、どうも、外見から?
ストレスとは遠い人間に見られがちで
そんな人間もストレスと
戦っているといることを聞いて
勇気が出た?風だった。

大体、周囲の人間もそんな小さいことで
ストレスを感じるなんてと
おもって、いろいろ言っていた節がある。
ストレスはどんなに小さくても
その人間にとって100%のものであるから
例えば10ぐらいのストレスと
5ぐらいと2ぐらいのストレスを
もっていたら
そのストレスは17ではなく
全部で100%になり

10と5のストレスがなくなってしまっても
2のストレスがその人には
100%のストレスになる。
それが私の考え。

いまになったら、子供のころ
小さなことに悩んでいたことを
思い出すが、
そのときは100%のストレスなのであったのだ。

だから、他人が小さなことを
悩んでいても、
そんなことぐらいで悩むなんてと
思わないで、
その人にとっては100%のストレス
であることを認識するのが
いいと思う。

なんて偉そうなことを
言っちゃった。。。。。

ちなみに、私の外見を見て
ストレスなんか吹っ飛ばして
生きている風にみんなおもっている
かもしれないが。
俺も1人部屋の中でいるときは
泣いているんだよ!!!!
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投稿者: ryokusei
今日は、少し変な人の話で、

10月の30日は、ハロインで、
病院のナースが、いつも面白がって、
私の小さな部屋を飾り付けする。

今年は、いろいろな飾り付けの中に
コーモリの風船にヘリウムガスをいれて
病院の中でふわふわ浮かせて遊んでいた。

それが、病院からデイサービスの中を
すっとんきょうな顔をして生き物の様にふわふわ
漂って、ぐるぐる回っていた。
まるで、生き物の様で、
一日のきつい仕事のなかで、
ずいぶん癒されていた。

11月2日の朝も病院の中で浮かしていたら
1~2分目を放していたら
行方不明になり、気が付いたら
空を飛んでいた。

本当に偶然に、自動ドアの前に漂い
それから空に旅立ってしまったのだ。
自由になりたかったのか、
気持ちよさそうに快晴の空をただよって
いたのだ。

人が見たらUFOと思われたかもしれない。

話は、変わるが、
皆さんは、UFOを見たことがあるだろうか。。。

私、以前から話ている様に天文が好きで、
克、飛行機が好きで、
空や雲を見るのが大好きで、
人の10倍以上空を見ている人間である。

それだけに、宇宙船、飛行機、流星
など、さまざまなものを見てきている
それだけみていて、
妙なものを見たのは1回だけでなのである。

たいていのものが、これを見たらみんな
UFOと思うのだろうなと思われるものは
いろいろ見てきた。

妙なものを見た
その一回もプラズマ現象か何かなと、
(気象現象)化学的に思っている
人なのである。

昔から、妙なものに対して科学的に証明しようとする人で、
子供のころから、夜、妙な音がしたら
その音源を調べたり、
(のら猫だったり、いろいろ)
怖さを感じる前にそれが何かという
あるいは、物事には
なにか原因があるという
頭の固い
好奇心が先に立つ人間である。

高校生の時に金縛りにあったら、
絶対に動くはずだと、信念をもって
体を動かしたり、

一番、不思議な体験は、
部屋の中に本の小さな蛍の様な光が
漂い、タンスの後ろに入っていったのをみて
タンスをはじめ、そこら中の家具を
壁から引っぺがして
その光源をしらべたり
(原因不明なまま)
とにかく、好奇心の強い人間である。

生まれてこのかた、病院で
生まれ育ったこともあって、
人生の半分以上を病院で過ごしている
そんなこともあってか、
全く霊感のない、つまらない
好奇心の強い、ちょいと変な
人間にそだってしまったのだ。
(病院でのいろいろ妙な話は
たくさん知っているけれども)
。。。。。。
神や霊は信じないのに
患者さんがなくなったら
お清めに塩を振ったり、
お祈りをしたり
朝一番、上里先生の神棚に
“今日も一日、悪いことがありませんように
病院をお守りください“と
お祈りをしたり

妙な人間なのである。