今回の台風に思う

今回の台風は、来るかなり前から
気象庁から警戒の会見はあるは、
いつもより大型というは、スピードが
いつもより遅いというは、
大変な前ぶりがあった。

8月15日の日には朝から新幹線はとまるは
四国のJRは始発から止まるは
コトデンはとまるは、
三越はしまるは
あげくの果ては13日の花火大会は
中止になるは、、大変なことになっていた。

ただ蓋を開けて見ると
特に香川県においては四国山脈と讃岐山脈の
おかげで、雨はほとんどふることもなく、
(いつもは雨のふらない四国の瀬戸内側でも
大雨になるという予報)
急速な台風の弱り方のおかげで
風もほとんどふかないし
(春一番の方が断然とよかった)
夜になって高潮警報がけたたましく
携帯電話からなったが、
予想よりはるかに低い状態であった。

今回は、この予報のために病院の周りの飛びそうなもの
倒れそうなものはすべて撤去し、
家では木の枝を切ったり
14日には食料を蓄えたり、
万全の備えで構えていた。

ところが、、、、、
私は、15日の昼にはあまりにも静かなので
傘も持たずに街へでてしまった。
(商店街はほとんどシャッターをしめていて
街をあるく人は半分が旅行中の外国人!!)

8月16日にみんなに合うと
昨日は何もなかって良かったね
といいつつ
みんななにか妙な心境であることを隠せなかった。

今の風潮といえば風潮かもしれない。。。
何かあったら責任問題がすごい。。。。
無理に店でも開いて従業員になにかあってもいけない。
こういう風潮の塊の様な気がする。

以前だったらJRは、お盆のUターンの時期だから
ぎりぎりまで動かして、すこしでも乗客を
はこぶ。
お店は、ぎりぎりまであけて
あるいは頑張って店を守る。
これが以前の姿だったような気がする。

風もほとんどない絶好の花火日和の
13日の夜に家の周りをぞろぞろと
家路につく人々を見るとなにか
かわいそうな気さえした。
(私は毎年見に行かないので静かでよかったのだが)
決して、今の風潮をいけないといっているわけでは
ない。

たしかに、今年の夏は、異常なまでに
熱中症への警戒と対処法を毎日
テレビで流していたためか
熱中症で訪れる人がほとんどいない。

しかし、なにか違和感を感じるのはなぜだろうか
このままでは“おおかみがきた”になりはしないだろうか
と心配になってもしまう。
何度もいうが、
たしかに、なにもなくてよかったのではあるが
なにか変な気持ちになった今回の台風である。

追伸

やっぱり、天気予報をするときは、
四国をひとまとめにするな!!
すくなくとも九州の様に
北と南にわけろ!!!!
四国はお前たちがおもっているより
おおきんじゃ!!!