カテゴリー: 5.その他
投稿者: satohcli10-9
みなさんご無沙汰しております。忙しくてキーボードを打つ気力が有りませんでしたが、今日は休診日で、久しぶりにおいしいランチもいただきましたので気力十分。ホームページの更新を初めて!いたしました。読みやすいかどうか、それは皆さんが判断なさることですが、僕が普段の診療で伝えたいこと、判ってもらいたいことなどについて、一生懸命に書いているつもりです。皆さんお読みください。
さて、これから私は筋トレをしたいと思いますので、今日はこの辺で、私が(院内の少しのスペースで)行っている筋トレについては、いずれご紹介いたしたいと思いますので、その時はまたお読みください。ではまた。
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投稿者: satohcli10-9
こんばんは。今日は一日中雨でしたね。ひと雨ごとに寒くなって行き、そしていつしか冬がやってきます。ここ関東では冬枯れですが、僕の育った北海道のニセコ周辺では、家の玄関前でも2メートル近く雪が積もります。観光に行くなら良いでしょうが、久しぶりに帰るとやはり驚きます。生活は厳しいです。こうしてみると、茨城は冬でも雪は降らず、東京へも近すぎず遠すぎず、農作物もいろいろ採れるし、なかなか良い所だと思いませんか?少なくても、都道府県別の魅力度が最下位2年連続、というのは余りにも気の毒、という感じがしますよね?
さて、前回ハチ毒についてお話ししました。アナフィラキシーショックの治療については、一般の方にはあまり必要のない内容と思いましたので、一つ二つだけ。まずはアドレナリンを筋肉、あるいは皮下に注射します。これは血管を収縮させて血圧を上げ、強心作用で心臓の働きを強め、気管支を拡張させて呼吸状態を改善します(言葉が堅苦しくてすいません。)。この薬は携帯用もあり、エピペンという名前で、子供の食物アレルギーでショックになった時や、例えば農林省や林野庁で野外の仕事をされる人で、ハチアレルギーの方などに対しては準備してもらっています。そのあと、ステロイドを投与したりしますが、まずはアドレナリンです。なお、抗アレルギー薬などは全く役に立ちませんので誤解のないように。反応が強すぎて、それどころではないのです。
さて、ハチに限らず様々な動物、植物が毒を持っています。よく、「解毒剤」とか、「血清」とかいう言葉を聞くことがあるかと思いますが、残念ながらほとんどの毒に、そんな良いものは有りませんよ!!というのが事実なのです。ヘビ毒に対しては、抗毒素と呼ばれる治療薬が有り、マムシ、ハブ、ヤマカガシ用と、ヘビの種類によって異なります。ですから、英国の特殊部隊であるSASの隊員用のマニュアルには、「蛇に噛まれたら、殺したうえで頭部を持参して医療者に見せて、適切な処置を受けること。」とあるそうですが、我々素人には無理!もう一回咬まれて終わり、ともなりかねません。地域によって生息するものは決まっているでしょうから、早く救急病院へ行ってください。当院ではだめです(泣)!
また、最近話題のセアカゴケグモですが、オーストラリア国内なら抗毒素があるはずですが、日本ではたぶん大学病院ですらほとんど持ってないでしょう(有ったらごめんなさい、でも無さそう)。沖縄の海によくいるイモガイ、オニヒトデなども血清は有りません。クラゲもだめよ~だめだめ、少なくとも日本では、全然血清が有りません。また、たった10cmしかないタコの一種、ヒョウモンダコも抗毒素なし、神経毒で、これも怖いです。
こうしてみると、いろんな毒が有りますが(植物の毒もいっぱいあり)、特効薬は無いものも多く、症状に合わせた対症療法をして、生命維持に努め、毒素が排出、あるいは分解されるのを待っているしかありません。
毒を持つ生き物については面白い本も出ていますが、著者が医学者ではないので毒性や致死率などがイマイチいい加減、逆に医学書ではそれらの生物について、そうそう詳しいものはありません。治療は難しく、また痛みや神経症状も長引いたりしますので、とにかくかまれたり刺されたりしないのが大事でしょう。では、みなさんお気を付けて。
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投稿者: satohcli10-9
院長の佐藤です、こんにちは。これから皆さんの興味、関心がありそうな病気のことについて、また、自分の得意、あるいは興味のある分野の病気、健康などの話題について、さらには最近自分がはまっている筋トレなど、心に浮かぶよしなしことをつれづれなるままに
書き留めてゆきたいと思いますので、どうぞよろしく。

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