クリスマスが近づいてくるとどこかから
山下達郎のクリスマスイブの音楽が聞こえてくる。

山下達郎のクリスマスイブといえば
私の世代から少し、若い世代は
JR東海のコマーシャルを思い出す
人もいるのではないだろうか

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この牧瀬里穂のコマーシャルは、実は
第2弾で、第1弾は真っ白な顔の深津絵里
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1988年から1992年にかけて
5作あった。
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Youtubeでさがせばすぐ見つかり
とても懐かしい。

今見てもとても新鮮で、素晴らしい。
珍しく、コマーシャルとしては
毎年、この時期だけのシリーズ化された
人気のCMだった。
しかし、1992年で終了する。

それは、なにを意味するか。
それは、バブルの崩壊の時期と一致する。
当時は、みんな、若者でも着飾り
お金をかけて、いろいろなことをする
クリスマスイブは、若者の日であった。
そんな時代を象徴するCMであり
バブルの終焉とともに
このCMも時代に合わなくなり
終わってしまう。

宗教も違う日本人の若者が
クリスマスの意味もよくわからず
過ごしていた当時のクリスマスイブは
今おもえば、若者が輝き、
日本が輝いていた時代かもしれない。

バブルの崩壊とともに若者の夢も消え
日本の夢さえ消えたようなきもする。

日本が苦難の時代を迎えるとともに
中年に突入していったおじさんは、

この時期になると
このCMを思い出し、
そのCMとともに生きた
バブルの時代の
自分を思い出すのである。