眠い眠い

今年にはいって、日中も眠いし、
家に帰ってからも眠い。
日中は、14時頃になると
無茶苦茶眠くなるし、
夜は夜で10時を過ぎるころに寝落ちする。
いつも英語の論文を読むと
眠くなるのだが、
その時間帯になるとまず1行読めない。

なんでだろうか???
と思ったら、最近原因が判明した。
今年に入って水曜日が休みでないのである。
いままで、水曜日は休みなので
いつもより長く寝ていたし、
ついでに昼寝までした。
ところが、今年に入って水曜日は
いつもの様に早く起きて病院に来て
帰ったら、ウィークデーにしかできないこと
(郵便局、銀行、日曜日に開いていない店
に行ったりすること)をして、
また、日曜日には、その分しなければいけない
事が増えて(家事、、、)日中の
開いた時間が減ってしまった。
だからその分、1週間のトータルの睡眠時間が
減ったのだ。

そういえば、昨年も第1週の
水曜日が出勤の週は、ウィークエンドの
体のだるさが異常であった。
。。。。。。。。。(年の制だと思ってた)

つまり休みの日には日常の睡眠不足の
寝だめをしていたのだ。

医者として、寝だめなんて
あるわけないと思っていたら。
実は、実験的に寝だめは
証明されていたことを最近知った。

睡眠は今でもその科学的な
解明が遅れている分野で、
いまだに睡眠がなぜ必要かが解明されていない。
ただ、研究で、その重要性だけは
どんどん証明されている。

このコロナ禍の中、睡眠を十分とらないと
免疫機能の低下が起こってしまう。
(睡眠をとらないと免疫機能が落ちることは
証明されています)
また、最近いろいろな研究で、
睡眠中に脳内の要らない排泄物を
排泄しているというのがわかり、
熟眠障害がでる高齢者は
認知機能の低下が起こるという説もある。

ただ、寝すぎもよくなくて
統計的に5時間~7時間の睡眠が
疾患にかかる率や死亡率が低いといわれている。
(他の機能的には成人は8時間がいい
という説もある)
高齢になって認知機能の進行が少ないのは
6時間という論文が多い。
ただし、睡眠時間で、途中でトイレに起きれば
-30分ほど考えなければいけないし
睡眠といっても、熟眠時間が重要で、
ここに個人差が大きく出てくる。

話は変わるが、これも信じていなかったのだが
人間には朝型、夜型の人が存在して、
これは遺伝的に決まっている様で、
朝型の人を夜型の生活をさせたり
その逆をさせるのは
能率的に悪いようだ。
(サマータイム制度は朝型の人間には
大変迷惑なことらしい)

またまた、話は変わるが、最近の説で、
夜、寝つきが悪くて
不眠を訴える人の中で、
眠くないのに決まった時間に
床に入るのは良くないことは
知られていたのだが、
それが、条件反射で余計眠れない状態を
招いているという論文がでていた。

つまり、レモンなんか酸っぱいものを
頭にうかべるとよだれが出るのと
同じで、
床に入るイコール眠れないという
ことが、条件的にしみついてしまうという
説で、眠くなって床にはいっても
逆に目が覚めてしまうという
厄介な条件反射が出来てしまうと
いう説である。

ああ、私はどうも
英語を読むと眠くなるという
条件反射がついているようだ。