カルチャーショックイン坂出

坂出医師会誌への投稿の依頼があり、
坂出に来てからの感想などを書いてくれと
言われて、この5年間の感想について書いたので
今回は、手抜きで、それを
ブログにしました。
(坂出以外の人には少しわかりにくいかも)

坂出の上里医院にお世話になって
もう5年となります。
この5年間は、毎日がいろいろ
カルチャーショックの連続でもありました。
今回はその一旦を、箇条書きで書いてみました。
高松で生まれ、九州で長く過ごした私にとって、
坂出はほとんどなじみのない街で
それだけになにもかもが珍しい?
ものであり、カルチャーショックの連続でも
ありました。
医者としても九州の各地で診療もして、
東京から、マムシ噛傷が頻繁にやってくる
田舎まで勤めていましたが、
坂出にはまた独特の雰囲気があります。

1. 道路がせまい
先ず、上里医院に勤める前に
坂出を一周したのだが、
道路が狭いことに驚いた。
家に看取りに行ったり、在宅も
ちょこちょこする様になったが、
なんと車で行くことにストレスがかかる街か!
空襲がなかったためかとは思うが、
狭い上に曲がりくねっているではないが、
いくら軽4で行くといえども
車1台がギリギリの道がいっぱいある。
どうかすればミラーを倒して
走行しなければならない。
介護施設の送迎の仕事だけはしたくない。。。。。。
というのが本音。

2. 建物が古い
坂出にきたころは、丁度
建築バブルというほど高松では
新しい建物が建っていたが、坂出にくると
駅周辺こそ少し新しいマンションが
たってはいるが、
街並みのたたずまいがなんとも昭和。
建て替え前の市立病院とマルチン病院
にいたっては、言語道断。
まだ、こんな古い病院があったのかという印象。。。。。。
廊下を歩いていたら摘出標本が出てきそうな
たたずまいであった。

3. 道が古くて暗い。
私は、一時、自転車で高松からきていた
時期があったのだが、自転車の通る場所は
道でも左の端っこで、
国分寺を超えると自転車のハンドルが
がたがたととられる。それぐらい
路肩に近い部分は舗装が痛んでいる。
その上、秋や春先は、来る時、帰る時は
ライトをつけないと暗い。
自転車のライトなぞ知れたもので、
タイヤの通過する部分はライトだけではなかなか
確認できないのだが、
これも、国分寺をこえたところから、
なにも見えなくなってしまう。
極めつけは、夜。特に雨の夜の浜街道
講演会に丸亀に行って、高松に帰るとなると、
まあ浜街道が暗くて白線は薄いは、
雨で道路はひかるは、
道路ががたがたでわだちに
水がたまっていて、
トラックの横を通るときは前が見えなくなる
ぐらい水を飛ばしてくれるはと、
なんとも恐怖の道か。
雨の夜の浜街道は死のロードといっておこう。

To be continue