カルチャーショックイン坂出 その3

8. 坂出で“かまど”は公式なお菓子

  患者さんが、時々、いろいろな場面で
  お菓子をもってきていただけるのは
  坂出では圧倒的に“かまど”のお菓子が多い。
  高松でも時々“かまど”をいただくことはあるのだが、
  坂出では“かまど”公式なお菓子の象徴
  となっている。
  つまり、“かまど”を持ってゆくことで
  どういう場面でも失礼がない。。。
  という感じである。
  
  地元という面と
  他に店がすくない???(失礼)

9. 三越最強説
 
  三越、最強説。大体、田舎の香川県には
  三越しかデパートがないのだが、
  もっとも、坂出だけではなく
  高松でもそういう傾向はあるのだが、
  三越の包装紙に包まれているものは
  高級品というわけのわからない
  伝説に近い感覚がある。
  それが坂出ではより強い。
  決して高いものでもないのに、
  三越の包装紙につつまれていれば
  勝手に高級品とおもってくれる。
  昔、自分の子供が小さい時、
  “同じもので、三越で買ったものと
  コープでかったものだったらどちらがいい?”
  と聞くと、“三越”と迷わず答えていた。
  だから、坂出の人に物を買って持ってゆく時は
  極力三越で買うことにしている。

10.駅前のサティーは高齢者のたまり場?

  あまり行くこともないのだが、
  駅前のイオンに行くと
  (高松でいえばゆめタウン?)
  まばらな店舗に、
  広場のベンチには
  高齢者がたまっている
  (たまたま?)
  一般的にこういうところは
  若い輩がたまっているのだが
  高齢者の輩?が集まっている。
  
と、おもいついたカルチャーショックを10個ほど列記してみました。

私の子供のころは、香川県第3の街で、
川崎重工も景気がよかって
にぎやかだったのだけれども、
丸亀ともどももう見る影がなくなってきている。
(実は、高松の人間は、五色台より西のことを
あまり知らなかった)
これが香川県の、言い換えれば地方の現実なので
あろうが、、、、、、、

介護保険も坂出は、他の地域に比べて
厳しい。それだけ財政が厳しいの
であろうが、

職員となにか夜食べに行こうとしても
坂出には飲食店がすくなく、
つい、宇多津や丸亀まで出かけることに
なってしまう。
これでは、坂出に税金が落ちない。

私も含め、病院や介護施設の職員は、
特に若い人は坂出市以外の人間がおおい。

患者さんをみていても若い人は
逆に、職場が坂出以外の人が多い。
人口は、どんどん減少している

しかし、私も坂出に縁ができた限りは
少しでも坂出の復興に役に立ちたいと
本当におもうのです。

注:これらは、決して坂出を卑下したものではありません。あしからず。