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11 September 2020 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
かゆみに対し、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤がよくつかわれます。
ところが、これらのかゆみ止めの飲み薬はあまり効果はありません。

かゆみがある時は、かゆくなる原因を考えそれに対処した方法や薬剤を
選ぶことが大切です。

〇いやな事やストレスがある時、イライラしている時
〇うつや抑うつ状態の時
〇かくことがくせや習慣になっている時
〇つけている薬が合わない時(ステロイド外用剤や保湿剤等)
〇皮膚を洗いすぎている時
〇身に着けている下着の影響
〇部屋の温度や環境が悪い時
〇悪性腫瘍やがんがある時
〇貧血があったり、皮膚の乾燥が強い時
〇飲み薬の影響
〇お子さんの場合、親御さんがイライラしている時や親御さんから
 怒られている時
〇おこさんが親ござんに甘えたい時

以上のようにいろんな事を考慮する必要があると思います。

必ずしもステロイド外用剤が必要とは限りません。
うつや抑うつの時は、抗うつ剤を投与したり、
漢方薬を飲むことでかゆみは収まることが多いようです。

一方、甘いものや冷たいものを控えるとかゆみは軽くなります。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
〇漢方薬は長く飲まないと効果がない。
〇漢方薬は科学的な証明がないからきかない。
〇漢方薬はまずくて飲みにくい。
〇漢方薬は信用できない。

これらの記載は全て誤りです。
結論です。漢方薬ほど廉価でよく効く薬は他にはありません。
また、保険適応があるのは日本だけです。
まだ経験のない方は是非お試しください。
何か効果の漢方薬がでてくればすぐに漢方薬のファンになると思います。

〇西洋薬でも効果がない、治療方法のない事にも効果がある。
〇皮膚科の病気と漢方薬はとても相性がいい。
  今まで、ステロイド外用剤やプロトピック軟膏などいろんな治療を
  して治らない病気も治っていく。
〇毎回の診察時に、身体の状態に合わせていろいと処方を変えられる。
〇西洋薬の飲み薬を減らすことができる。
〇患者さん一人一人にあうオーダーメードの治療ができる。
〇種々の薬の組み合わせが可能。
〇西洋薬と異なり、患者さんにとって免疫力など、増やすという力を
もっている。
〇いろんな症状、他の科で気のせいだと言われたことが治る

※東洋医学のなかの漢方薬。日本でも発展してきたが、蘭学が日本に入って
きた時に政府の方針で扱われなくなったという経緯がある。
今、この時代、この時にこそ、漢方薬を見直すことが大事と思います。