皆さんにとって東洋医学の診察はなじみが少なく、また、とまどうと思いますので
ここに紹介します。

〇望、聞、問、切を行います。
望は視診。皮膚だけでなく、顔の表情、舌、唇などいろんなところをみます。
舌は、毎回、舌を べーと だしていただきます。
舌の表面の色や状態、ヘリにギザギザがないか、舌の裏側もみます。

聞は声や臭い。水がたまっているか、元気があるか否か,声の調子でわかります。
問は問診。
切は触診で患者さんに触ること。皮膚を手で触ったりさすったり、
こすったりします。
手のひらや指、爪もみます。脈もみます。

これらの診察を行って、目の前の患者さんの病気や病名を考え、その方の
どこが弱っているか考えます。その後、漢方薬をしょほうします。

※西洋医学と異なり、東洋医学の診察はいろんな角度から患者さんをみます。しますので
病気をみるわけでなく、患者さんのその人なりをみます。
その方の生活や社会的背景も含めて拝見してます。