かゆみに対し、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤がよくつかわれます。
ところが、これらのかゆみ止めの飲み薬はあまり効果はありません。

かゆみがある時は、かゆくなる原因を考えそれに対処した方法や薬剤を
選ぶことが大切です。

〇いやな事やストレスがある時、イライラしている時
〇うつや抑うつ状態の時
〇かくことがくせや習慣になっている時
〇つけている薬が合わない時(ステロイド外用剤や保湿剤等)
〇皮膚を洗いすぎている時
〇身に着けている下着の影響
〇部屋の温度や環境が悪い時
〇悪性腫瘍やがんがある時
〇貧血があったり、皮膚の乾燥が強い時
〇飲み薬の影響
〇お子さんの場合、親御さんがイライラしている時や親御さんから
 怒られている時
〇おこさんが親ござんに甘えたい時

以上のようにいろんな事を考慮する必要があると思います。

必ずしもステロイド外用剤が必要とは限りません。
うつや抑うつの時は、抗うつ剤を投与したり、
漢方薬を飲むことでかゆみは収まることが多いようです。

一方、甘いものや冷たいものを控えるとかゆみは軽くなります。