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October 2016 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
 昔から 「冷えは万病のもと」といわれます。
 
 皮膚病のみならず身体の調子を整えるためには 「冷えとり」が
欠かせません。

 冷えとりの二大原則は、「頭寒足熱」と「腹八分」。そして、
「心を穏やかに過ごす」こと。

 半身浴、足湯、くつしたの重ね履き(最低でも4枚。何枚でも可)が
ポイントです。
 くつしたの重ね履きですが、絹の五本指くつした⇒毛の五本指くつした⇒絹の先丸
くつした⇒毛の先丸くつした の順にはくとよいそうです。
 (下記1の書籍の45ページに解説の図があります。)

 冷えとり的子育てが推奨されています。
  ①あかちゃんも足元は冷えており、生まれたときから冷えとりを。
  ②冷えとりは必ず親子で行う。
  ③赤ちゃんにもくつしたをはかせる。
  ④妊娠中は母親はしっかりと冷えとり。

 進藤先生のおっしゃる 健康のめやす14か条をあげておきます。

  1、顔色は薄く、つやがある
  2、しみ、ほくろ、魚の目がない
  3、髪がはえ、白髪も黒くなる
  4、疲れない、回復が早い
  5、心がしっとりとおだやかになる
  6、何を食べていいかがわかる
  7、化繊を身につけなくなる
  8、息が深くなる
  9、こまめに動くようになる
  10、睡眠、食事、排便にくよくよしなくなる
  11、暑い、寒い、空腹が苦痛でなくなる
  12、体臭などが淡くなる
  13、フケ、あかが減り肌着の汚れが少なくなる
  14、虫刺され、ケガがなくなってくる


 出典 

   1、 女性のための「冷えとり」生活
         進藤義晴、進藤幸恵 著
              PHP研究所

   2、 万病を治す 冷えとり健康法
             進藤義晴 著
               健康双書
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投稿者: wakui-clinic
お知らせ機能がうまくできないので、ブログよりお知らせします。

11月1日(火曜)より、午後の受付時間は午後5時までとします。
午前中は、いままでどおりで午前12時30分までです。

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い申しあげます。
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投稿者: wakui-clinic
 今も毎日50人以上の患者を診察。元気すぎる医師には34の秘密あり!
 
 97歳現役医師が悟った 「体の整え方」
 田中旨夫 著
 幻冬舎

 を読んでみました。
 待合室の前の本棚に本書が置いてあります。
 
 誰もが健康長寿になりうる普遍的な生活習慣があるということが
 先生の考え方です。皆さんもご存知ですが、何か一つのことをすれば病気にならない
 という健康法はありません。

 先生の極論は、日々の生活習慣の積み重ねです。
 以下に先生のお考えを列挙します。
 
 〇規則正しい生活
 〇昼寝
 〇太陽の光を一日15分浴びる
 〇毎日散歩する
 〇毎朝5分、足腰の体操をする⇒ストレッチのすすめ
 〇「ほどほど」のすすめ
 〇野菜を多く採る
 〇薬膳のすすめ⇒漢方薬の 「十全大補湯」 
 〇粗食をしない⇒体のタンパク
 〇西洋医学と東洋医学のすすめ
 〇100点をめざさす70点で
 〇薬はなるべく飲まない
 〇体の若さは気のもちよう
 〇自分の役割を意識する

 健康はそれ自体が目的でなく、よりよい人生を送るための過程であり、
 手段であり、条件であると締めくくっています。

 最後に先生の好きなアメリカの詩人サムエル、ウルマンの
「青春の詩」を引用します。

 青春とは人生のある期間でなく
 心の持ち方をいう。

 略

 20歳であろうと人は老いる。
 頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり
 80歳であろうと人は青春の中にいる。


 
 
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投稿者: wakui-clinic
 先日の10月9日(日曜)に 東京 神田にて
アオキクリニック 院長 二宮文乃 先生 の講義を拝聴してきました。
講演のタイトルを下記に示します。

 第19回 東京漢方談話会 皮膚科と漢方~少陰腎経、
厥陰肝経の皮膚疾患を中心に~

 皮膚病変、表証、標治と本治、リンパとツボ、経絡を考慮して
皮膚のみでなくいろんな所からのアプローチが治療に求められる。
身体の中がよくなっていくと皮膚が治っていくという症例を
多数あげながら説明されました。

 タイトルは、先生から直接いただいたお言葉です。

 先生がおっしゃることを常に意識して患者さんのお役に立てるよう
精進したいと思います。