昔から 「冷えは万病のもと」といわれます。
 
 皮膚病のみならず身体の調子を整えるためには 「冷えとり」が
欠かせません。

 冷えとりの二大原則は、「頭寒足熱」と「腹八分」。そして、
「心を穏やかに過ごす」こと。

 半身浴、足湯、くつしたの重ね履き(最低でも4枚。何枚でも可)が
ポイントです。
 くつしたの重ね履きですが、絹の五本指くつした⇒毛の五本指くつした⇒絹の先丸
くつした⇒毛の先丸くつした の順にはくとよいそうです。
 (下記1の書籍の45ページに解説の図があります。)

 冷えとり的子育てが推奨されています。
  ①あかちゃんも足元は冷えており、生まれたときから冷えとりを。
  ②冷えとりは必ず親子で行う。
  ③赤ちゃんにもくつしたをはかせる。
  ④妊娠中は母親はしっかりと冷えとり。

 進藤先生のおっしゃる 健康のめやす14か条をあげておきます。

  1、顔色は薄く、つやがある
  2、しみ、ほくろ、魚の目がない
  3、髪がはえ、白髪も黒くなる
  4、疲れない、回復が早い
  5、心がしっとりとおだやかになる
  6、何を食べていいかがわかる
  7、化繊を身につけなくなる
  8、息が深くなる
  9、こまめに動くようになる
  10、睡眠、食事、排便にくよくよしなくなる
  11、暑い、寒い、空腹が苦痛でなくなる
  12、体臭などが淡くなる
  13、フケ、あかが減り肌着の汚れが少なくなる
  14、虫刺され、ケガがなくなってくる


 出典 

   1、 女性のための「冷えとり」生活
         進藤義晴、進藤幸恵 著
              PHP研究所

   2、 万病を治す 冷えとり健康法
             進藤義晴 著
               健康双書