皮膚の病気も他の病気と同じくストレスがかかると
悪化します。

 ところで、ストレスがかかった時に身体にはどのようなサインが
現れるでしょうか。以下ような事柄があげられます。

1、睡眠の乱れ
   寝つきが悪くなる。途中で目が覚める。早く目が覚める。
   これらのいずれか、あるいはひとつ、または、全部。
2、やる気がしない。とにかく疲れる。

3、食欲の変化。
   食欲がでる、減る。

4、感情の変化
  イライラする、かっか する。

5、肩がこる、腰が痛くなる、脚が思い、身体が重い。

6、物事をなかな決められない、物事を悪い方へ考えがち

 これらが代表的なサインです。
一方で、

  1、舌の先~縁が紅くなる
  
  2、舌の表面の色が白くなったり紅くなったりする

  3、手のひらが紅くなったり真っ赤になる
 
  4、手が冷たくなる

  これらは、目でみてわかる皮膚のサインです。

  なお、患者さんによってストレスのサインが違います。
ご自身のサインがわかると重宝します。

 以上のような身体と目で見てわかるストレスのサインを
早めにキャッチできれば、体調を崩さずに皮膚の症状の悪化を
防ぐことが可能と思います。

 ストレスを減らして体調が楽になる漢方薬がいくつかあります。
気剤や理気剤、補剤といわれる漢方薬です。自分にあった薬があると
ずいぶんと楽です。