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July 2023 の投稿一覧です。
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投稿者: ryokusei
夏休みの自由研究

私、子供のころ自由研究というものを
しっかりやったことがなくて、、、、、

なんせ末っ子で、
親は仕事でいそがしく
子供のあいてなぞする暇なぞなく、、、
(もちろん夏休みに旅行なんぞ
いったこともない。
せいぜい脇町のいとこの家に
1週間ほどあずけられて
田舎の生活を満喫していたぐらい)

まーイー加減なことを

百科事典なんかをみて
1日でテキトーに
自由研究ということにして
毎年、提出していた覚えがある。。。。

そこで、今回は、小自由研究。

めちゃくちゃ暑い日がつづくけど
むかしも暑かったけどなー
こんな暑い中、テニスやってたけどなー
とおもって
昔の気温を調べてみた
その月の最高気温と()内はその月の平均気温

1967年(小学校1年生)
7月35.1(30.3)8月36.1(32.8)
1972年(札幌オリンピックの年)
7月33.5(29.4)8月34.7(30.7)
1973年(高松砂漠といわれた大渇水の年)
7月34.4(31.7)8月35.0(32.2)
1980年
7月34.4(28.4)8月32.6(28.0)
1994年(再び大渇水の年)
7月38.2(34.3)8月37.2(34.4)
2000年
7月37.6(33.6)8月37.0(34.0)
2022年
7月37.3(33.0)8月36.9(34.3)

ん-確かに2000年ころからは
かなり暑くなってしまったみたい。。。
子供のころは
いまよりあつくなかったのだ。。。。。

ただ、大学生のころ金沢の大会で
フェーン現象で40度の気温の中
なんと風邪をひいて38度の熱をだしながら
ふらふらになりながら試合をした
思い出がある。。。。

しかし、子供のころは、夏ともなれば
夜は、クーラーもなかったので
開けっ放しの部屋で、どうかしたら
廊下で犬の様に寝た思い出がある。

また、大学生のころは、風通しの悪い部屋で
だらだら汗をかきながら、それでも
ぐっすいりねた思い出もある。

それもそのはず
大学生のころは7月になると
試合もちかづき、朝9時から
夜の7時までずっと炎天下で、
練習していた。
(水も飲ましてくれない中)
朝の体重と夜の体重では4kgほどちがっていて。
(汗のために)
練習がおわって2リットルのスポーツドリンクと
1リットルの牛乳をのんで
夕飯をくうと
プラス1kgになっていた。
体が熱くて水の風呂にはいって
体を冷やしてから寝ていた
そりゃ暑かろうが
疲れはててぐっすり寝るしかなかった。。。。

1っか月の練習で体重が10kg
近く減って、ひきしまっていた。

ああ、わかかったんだなーーーー。



最近の子供たちの弱点は、
熱中症になりやすいのだが、

その一つの原因として考えられるのが、
赤ん坊の時から夏はクーラーがきいた
部屋で過ごしているので
汗腺の発達が悪い。
汗をかきにくいので体から
体温がにげにくい傾向があるのではないかな。。
と思うのであります。

8月生まれで、
熱い中で生まれ、
子供から青春時代をそういう風に
そだってきた私は、
生まれてこの方
夏バテをしたことがなく、
どちらかといえば
いつも夏太りをしていたのであります。。。

ちなみに
1月の気温は
1967年 -4.7(0.3)
1972年 -2.2(2.3)
1980年 -3.4(0.5)
2000年 -2.3(2.7)
2022年 -1.5(1.6)
2023年 -2.0(2.3)
確実に暖かくなっている。

昔は年に幾度かは
雪がつもっていたし、
厚い氷もはっていたが今はない。

しかし、
年とともに、寒さだけは
身に染みるのです。

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投稿者: ryokusei
映画のポスターのきらめき

だいぶ前に
プラモデルの箱絵の話をしたことがあるが。
プラモデルの箱の絵は
中身のプラモデルを欲しいと
思わせるだけの力があり、
中身がその箱絵に劣るものが多々あるのだが、
その箱絵でもって、その売り上げは
決まるといっても過言ではない。

それと同じで映画のポスターがある。
私のすきなのは
写真のポスターではなく
絵でかかれたポスター

もちろん、字だけのものや、
写真を組み合わせたものも
素晴らしいものがたくさんあるのだが
私は、絵でかかれたものが
映画と同様に好きなのである。

今では、映画のポスターが
絵であることは非常に珍しくなったのだが、
その絵のすばらしさは
絵画以上のものがある。

絵画をする人間は、
絵画が高尚なもので
映画のポスターの絵やましてや
プラモデルの箱絵など
取るに足らぬものと
いう風潮があるが、
私は、
素晴らしい芸術の一つと考えている。


その最高傑作が
ティファニーで朝食をだろう。
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これが、1961年の映画で
その当時での
このセンスは何だろうと思わせる。
もちろん、オードリーの美しさを
強調したこのスタイル
ジバンシーの黒のドレス
この色と文字の配置。
完璧といっていいだろう。

もう一つ
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これに至っては1939年の映画なのだが
どこまでも強い女のスカーレットオハラ(ビビアンリー)と
たくましい男レッドバトラー(クラークゲーブル)と
燃える様な激しい物語を
これほどまで表現したポスターも
ないのではなかろうか

個人的に好きなポスターは
あまり有名ではないが
TRAIN(邦題=大列車作戦)
実は、白黒映画なのだが
このポスターのおかげで
この映画を思いだすときはカラー作品で
あった錯覚もする。
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もう一つ
これは女王陛下の007といって
007シリーズで、ショーンコネリーが
降りて2代目のジェームスポンドの
ジョージレイゼンビーという役者が
出た映画。
映画自体は007の中では駄作で、
ジョージレイゼンビーという役者は
これが映画が初めての素人役者で、
素行が悪くてこの一作で終了した
というややいわくつきの映画なのだが
ポスターは素晴らしい。
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実は、前3つの映画のポスターは
額にいれて家に飾っている。。。。。

一目見るだけで、映画のすべてを思い出す
この映画のポスターというものは
一種の芸術であると思う。


そういえば、
昭和の人間としては
映画館に映画公開時に
でていた大きな
絵でかかれていた
少し、本の絵とはちがった
違和感のある絵が懐かしい。
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あの頃は2本立てが普通だったなーーー

映画館に行くことが
一つのイベントだった時代
娯楽の中心だった映画。
それがテレビと競い合って
テレビではできない
スケールを画面で描くことで
いきのこっていたのだが、

CGの発達と
マルチメディアの発達は
ついに映画どころか
テレビドラマさえ
どこかスケールの小さな
ものにしてしまっている。


映画もドラマも
どこか人間性をうしなってきて
輝きがどんどん失われてきている
気がする。。。。。

おじさんは、寂しいよ。
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投稿者: ryokusei
としとるわけだね。

先週につづいて
テレビの話を

大体、前回の火野正平の番組みたいに
時計代わりに時々
つけてみることはあるが、
時間がなくて、じっくり見ることは少ない
一週間、このブログを乗せた後くらいに
番組表をみて
1週間で見たい番組を
予約して、時間があるときに
早回しで見ることが多い。
それでもいっぱい積み残しがあって
ハードディスクがパンパン。

ま、そうしてみていると
ときどきドラマの番宣が入っているのだが、
風吹ジュン(71歳)や
竹下景子(69歳)がしっかり
ばあさん役ででているではないか。

風吹ジュンといえば70年代に
アイドル系からいろいろあって
セクシー系でいろいろでていたし
竹下景子70年代に
お嫁さんにした女優No1と
いわれ人気を博していた。

びっくり、びっくり

おれも歳をとるわけだ。。。。
と思ってしまう。

いろいろ同時期に
人気を博した女優はいるが
他の女優は、どこかに、自分は、
若さを保っているんだということを
ひそめている役をしている感じがするのだが

ドラマを見たわけではないのだが
番宣の2人は、
ばあさん役になりきっていた。

2人とも特に好きな女優さんではないが
(わたくし昔から偶像崇拝しない人で
この人が好きというのがあまりない人)
(ただし、この人は嫌いというのは
けっこうあるが。。。)


男優は、
特に
見た目より演技力が
売りの男優は、
歳と共に、その歳なりの役をこなし
長い間、ずっと
消えない男優がいたり

また、
松重豊の様に、脇役から
年輪を重ねてブレイクする
人もいるが、

女優というのは、悲しいかな
世間が、若い時にはどうしても
かわいさや美しさを求められているので
ある程度年齢を重ねると
役がなくなる人が多い
(特にハリウッドなんか)

丁度、男優でも
アイドル系で売っていた人達が
年齢を重ねて役がなくなってしまう様に。

(それを考えると
塩沢ときさん や あき竹城さんは
すごい女優だったな。。。)

しかし、しかし
よくよく考えると
一般のわれわれでもそれは
いえるかもしれない

いつまでたっても
自分の歳に気が付かず
若ぶっている人をみると
。。。。。ん。。。いたいたしく
見える????
ことがよくある。。??


んん。。ん
気おつけよと
もうすぐ63歳のおっさんは
思うのでした。
(無駄な抵抗は結構しているが。)
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投稿者: ryokusei
とうちゃこ

毎週日曜日にこのブログを掲載する
日曜の朝、NHKのBSで
火野正平の“にっぽん縦断 こころ旅”
という番組があって
よく見ている。

視聴者のさまざまな思い出の
場所を自転車で訪問して
思い出の手紙をよんで語るという
単純といえば単純な番組であるのに
それが10年以上も続いている。

“とうちゃこ”というのは
その場所についたときの
ことば

我々の世代では、
火野正平といえば
数々の女性遍歴が
語られる、浮世を生きてきた
様な印象で、
NHKにでれるの???
っていう印象しかない。

番組の視聴者の手紙のなかでも
”握手をしたら妊娠してしまうような
正平さんの様な人ではなく、、、、、“
という文章が出てくるぐらいの
印象しかない俳優なのである。

でも番組の中での
火野正平は、とても味があって
いい空気を漂わせているのだ。
昔の印象なぞ
軽くどこかにふっとんでしまう
背中があるのだ。


人間、それまでの人生経験が
味をだしているのか
それを感じさせる一人だ。

おもってみれば
決して2枚目でもないのに
あれだけ女性にもてたというのも
どこかにそれだけの魅力を
持っていたともいえるし、

あれだけ問題をおこしても
芸能界で生き続けているというのも
どこかにその人間性があったのかも
しれない。
いろいろ艱難辛苦をのりこえて
来た人間には
独特の味があるような気がする。


考えてみても
典型的な2枚目のアイドルとして
登場した芸能人が
そのまますんなり
人気をもったまま
生き抜いているのを
あまり見たことがない。

としをとって何か
背中に漂わせないと
人間性に厚みを感じず
消えて行っている気がする。

見た目のカッコよさは
すぐピークを過ぎてしまうのだから。


社会の中では
人は見た目が一番というのも事実だが
見た目の中にはそのオーラが
一つの要素となっている
のも間違いない。


(怒る人もいるかもしれないが
おしさんは、木村○○がどうしても
好きになれない。
アイドル時代から
いまにいたるまで
周囲につくられたものが
そのまま今でものこっていて
魅力を感じない)
(むしろ他のメンバーの方に
魅力を感じてしまう)


自分の背中は見えないが
人は
私の背中が
どう見えているのだろう??

としをとって
おじさんは
時々そんなことを思うのです。


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投稿者: ryokusei
大谷は、すごすぎる

エンゼルスの大谷選手が
今週、先発で7回途中まで
(爪が割れて降板)投げて
好投し、打者では2本のホームランを
打っている。

あの大リーグのごつい外国人のなかで
ひときわ抜きんでた存在である。
あの、恵まれすぎたフィジカルに
ストイックなまでの生活が
今の成績を作り上げている様だ。

徹底した栄養管理、アルコールからお菓子まで
管理している様だ。
恐ろしい位の筋トレ。
睡眠時間も長く、外食もままならない状態だそうだ。
24時間全てを野球に投入しているのだ。

落合(三冠王)と中畑(元巨人の4番)との掛け合いで、
“大谷の何がすごいか”ときかれて落合は
“すべて野球にかけているところが凄い”といい
中畑が“俺も野球にかけてたんだけどな~”
というと
”かけ方が違う“と落合に言い放たれていた。
あの落合にそれだけのことを言わせるほど凄いのだろう。


話は変わるが、
私が昔あこがれていたアインシュタインをはじめ
天才的な物理学者たち、そして現代でも
いろんな新説や素晴らしい理論を打ち出している
物理学者や天文学者たちは、
一日中、頭に数式が飛び交っている。
いいかえれば
“すべてを物理にかけている”

それらに並んでいうのはおこがましいが
私も九州で医長をしていたころは
365日24時間、医療に
打ち込んでいた。
そうやって自分の患者だけでなく
時分の科の全部の患者さんをなんとか維持していた。


いま、働き方改革で、
MRさん(薬やさん)なんかに聞くと、
休日中にパソコンを開いてもチェックが入り
禁止されているそうだ。
医者もだんだん時間外勤務の時間がかぎられてきて
市立病院なんか6時をすぎて病棟に行くと
がらんとしている(どうせその間アルバイトにいっているのに!!)

働き方改革がすすめば
大谷選手は、時間外の筋トレは禁止。
物理学者は、研究所からでたら、物を考えるのを禁止
医者は時間外勤務制限
(昔、時間外勤務の手当が一定だったため
事務に理由を聞いたら、私の時間外勤務は、
ナースがついでにだしてくれていて、
“先生は、毎月3日で時間外勤務の上限をこえますから
っていわれたことがある)
になるのだろうか。

極端な話をするようだが
働き方改革を厳守すると
大谷選手や天才科学者はでないのだ。

日本人は、元来、規則を馬鹿丁寧に
守る人種。

話をおとして
一般的な話をすると
このままでいけば
特別優秀な社員や技術者。
病棟をひたすら守る医者
伝説の巧は日本から消えてしまうのではないか。
なんて極端に
考えてしまう。。。。

(裏話をするが、このコロナ禍で
いろんな薬がふそくした。
いろいろな要因があるのだが、
その一因に、あまりもうからない薬を
世間のために、24時間工場を動かして作ろうという
企業がなくなってしまったのもあるということを聞く)

ああ悲しや日本人。
どうしてこんなになったんだろうね。