コロナはまたまた少しおいといて

コロナコロナで、うっとうしい日々が
つづいておりますが、皆さんはいかが
お過ごしでしょうか、
われわれ医療機関は、周囲で流行する
前から世間の皆さまより
疲弊しております。

くそ野郎どもがいろいろ批判している間に
また、優雅に構えている地方自治体が
ぐずぐずしている間にコロナは隣にやってくる。
これが現実でうすぞ

で、今回は違う話。
今、久しぶりに肉眼で見えるかも
しれない彗星が接近している。
アトラス彗星という昨年見つかったばかりの
彗星で、うまくいけば4月下旬から
5月上旬に肉眼で見えるかもしれない。

おそらくこれを読んでいる人の半数は、
彗星と流星の差がよくわからないと
思うので、、、、、

流星は、宇宙に漂うチリや石が地球の大気圏に突入して
燃えて光るもの。
1mmに満たないものから、
大きな岩石まで、さまざまで、
だから、数秒間そらを駆ける光の筋が見える
(3回願い事をするやつ)
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小さいと写真の様に見えるが、
やや大きくなると火球といってかなり大きな
光の筋として見える
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それより大きくなったら
隕石となる。
2013年のロシアのチェルビンスク州の
隕石落下は記憶に新しい。
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さらに大きくなるとクレーターを形成し、
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これは有名なアリゾナのバリンジャー隕石孔。
直径1.2キロメートルで、隕石の大きさは30メートルほど
と予測されている。
さらに大きくなると
恐竜を絶滅させたのではないかといわれる
隕石の様になる。
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一方、彗星は、氷やチリの塊といわれており
地球と同じく太陽の周りをまわっている
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地球は、1年で太陽の周りをまわっているが
彗星は、いろんな周期で回っている
あの有名なハレー彗星は75年
(だから75年に一回しか見えない)

氷を中心とした塊だから太陽に近づいたら
時に太陽の光の力でイオンとチリの尾っぽが出来る。
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尾っぽは太陽の反対側にできて
太陽に近いほどイオンの力で大きな尾っぽが出来る。
いつもはほとんど見えないのだけれども
太陽に近づいたら見えてくる。
ハレー彗星は周期が75年と分かっているが、
そのうち見えるのは数か月、肉眼で見える期間は
もっと少ないが、ちなみに前回太陽に近づいた
1986年にはほとんど見えず、もうすでに
かなり元の氷の塊が小さくなっている様だ。

他の彗星は、周期がとてつもなく長かったりする
ので、ほとんど一回ほどしか見えない。

だから、流星とちがい、太陽に近づけば、
大きなものは、星の様に毎日、見える
(少しずつうごくけれど)
これは1997年にあやしく光った
ヘールボップ彗星
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これは日本からはみえなかったが
きれいに光ったウエスト彗星

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今回、予定では金星ぐらいに見えるはずだが
いつも、最近の彗星は、予想より
輝かず、がっかりすることが
多いのであまり期待しない様に。。。。

ちなみに難しくなるが、この彗星が
ばらまいたチリの中に地球が突入すると
流星群といって、(〇〇座流星群のような)
ある時期に流星が一方向を中心に
たくさん現れる。。。。

難しいか。。。。。。。