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October 2018 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
製薬会社の人に聞いたのだけれども、
製薬会社でもその
労働制限が激しく、

例えば、時々、研究会などの
会合があるのだが、
その会合を製薬会社が主催すれば
それが時間外労働になるらしく
変わりに休暇を取らなければ
ならないらしい。

また、その休暇の日に日ごろ
できなかったことを
しようとしても
今の時代であるから、
会社のコンピューターにアクセス
しなければ仕事にならないのだが
アクセスすることでまた、
それが時間外労働になるらしく
それができないらしい。

なんか変。。。。

病院でいえば、仕事に差しさわりの
ない様に以前は、
カンファランスや、症例の検討や
医局会は、早朝や
時間外にやっていたのだが
それもできなくなったそうだ。

なんか変。

電子カルテになったために
時間外に操作すると、これまた
時間外の証拠が残るから使えないそうな。

絶対変

これでは絶対ダメになる。
医者でいえば、絶対に
患者に接するアナログな
時間が少なくなる。
それで今の時代の人は
いいのだろうか。

画面、検査上、多職種で管理で患者管理は、
以前より十分なされているのであるが
それでいいのであろうか

なにか世の中をおかしいものに
向けている。
カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
最近、白い巨塔の再放送を
見たのだが、

財前教授(唐沢寿明、古くは田宮二郎)と
里見助教授(江口洋介、古くは田村高廣、山本学)
を対照的に描いているのだが、

方や、名声を求め、人を押しのけて
生きて、患者の診る姿勢は、
仕事の一つとしての患者対応で、
政略結婚で、金を得て、
ギラギラと名声という欲を満たしてゆくタイプ

方や、仕事一環で、患者を人として大切にみて
一日中、土日もなく、病院や研究室に
いて、お金のことは二の次で
誠実に働く

この2人を対照的に描き、
里見助教授を理想的に描いているのであるが、

今の労働条件では、
決して里見助教授は生まれない。

そうでなくても
おりこうさんで、なんでもかんでも
てぎわよくいろいろこなせる
お医者さんはいいけれど、

私の様なばかで、しごとが
おそい医者は、
とてもじゃないが、
今の制度では十分な仕事ができない。
カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
ちなみに、偉そうに言うけれど私は
あまり、患者さんの聴診、触診を
しない方。。。。。
前にもいったが、診察室にはいった
時の状態(顔、歩き方、座り方、
いろいろな仕草)で、50%
話を聞いて90%診断をつけてしまう
人で。。。。。。。

(ほとんどのドクターはそうしている???
ただ、患者さんに納得してもらうために
けっこうセレモニー的に聴診や
触診をしている人を見かけるが
正直ものの私は、なかなかセレモニーが
できない)

(これもなかなかむつかしいもので、
この先生あまり見てくれないと思っている
人がいれば、さっさと診察室をでたいと思っている
人もいる)

(また、最近、健康診断で、若い女性に
聴診や、触診をしなかったら、
 しないんですかといわれてしまった。
若い女性は、一般に聴診、触診を嫌がり
へたをすればエロ医者と思われるふしがあるので
すっ飛ばしたのだが、、、、、
なかなか難しいものです)

はなしがまたそれたけれど、
前回のつづきで

6時以後は、アルバイトの医者をやとう病院も
多いのだが、

6時にその病院の仕事を終了して
他の病院へアルバイトにいっている
医者もおおい。
つまり労働時間の短縮にはなっていない。

また、患者サイドからすれば、
時間外だからといって、他の
しらないお医者さんに見てほしいと
思っている人などいない。


これが本当に労働の改善なのだろうか
。。。。。。。。。。。
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投稿者: ryokusei
労働の改革というが、
これでは労働制限に他ならない。

大体、病院の医者の時間外労働を
規制して、6時に家に帰す様にしたら、
なにが起こっているかというと。。。。

(半分は想像であるが)
1. 大体まともに仕事をしていたら
時間内に終わる仕事ではない。

私が、思うに手抜き工事をしなければ、
決して終わるものではない。
 古い人間がそういっているのだろうと
思っているっかもしれないが、
大体我々の仕事は、やればやるほど、
丁寧にすればするほど仕事が増えるわけで、
どう考えても1つ1つ丁寧にやっていれば
終了しない。
 患者を見る時間を削減している???

最近の医者の教科書的なものには、
患者をよく見ること、
理学所見の取り方を
切々と唱えており、さぞ、最近のお医者さんは、
よく患者のことを診ていると思いきや。。。。。

患者さんから聞くことばは、
大きな病院の先生は、こちらを見ない。。。。
コンピューターばっかり見ている。と。。。。

最近は、電子カルテで、かつ、いろいろ
お上(保険のお役所)がうるさかったり、
患者さんの苦情が以前よりおおいし、
問題になってはいけないので、
また、カルテをいろいろな
人たち(ナースや薬剤師等々)が見るので、
一生懸命にカルテを書かなければいけない
(その代わり誤字脱字のオンパレード)
ので、必死にかいているみたい。