コロナコロナで、疲れたので
もうその話はやめて、
(われわれの様な末端の医療現場でも
警戒と検査等ができない現状に
疲弊している)

とういうことで違う話を
最近の読解力の低下の話

最近、テレビを見ていたら、
現在は、いろいろなマニュアルを作成するのに
紙ベースでななく、動画でする傾向がある
という話をしていた。
若い人にはそれが一番理解できるそうだ。

テレビでは、スーパーの新人店員の教育に
(接客の仕方から、レジの打ち方や
おつりの渡し方まで)
画像でのマニュアルが作られていた。

確かに、一目瞭然、すぐ理解できるとは
思うのだが、。。。。。。。
若者の読解力の低下はこういう所に出てきている
見たいである。

そういえば、以前は、マニュアルを
文書にしていたら理解できない人が
増えたために
漫画のマニュアルがはやった時期がある。
本を読まず、漫画ならかなり読む世代が
増えたために。。。。。

今はそれから考えると時代が、
2世代進んだのかもしれない。

大学の講義でさえ映像を増やして学生の
注意を引いているようだ。

以前、漫画と本の差のことを書いたことがあるが
本と漫画の差は、本を読むことによって
その本の内容を膨らますことができる。
つまり、1つの小説でも
10人が読むと違うものが出来上がる。
言い換えれば
読む人が映画監督となり
同じ脚本でありながら
それぞれのキャスト、それぞれのセット
それぞれのカットわりを作って
それぞれの映画を作る。

ところが漫画では、キャストが同じ、
セットが同じ、カット割りがおなじ映画
になってしまう。

動画にいたっては脚本は読まず
なにも考えずに
映画を直接見るのである。

これでは人の創造性が低下するのが
目に見えている様な気がする。
先ほどのスーパーの話でいえば

みなが同じ動きをして、同じ喋りをする
店員が短期間で完成する。
逆にいえば個性がない店員が
すぐさまたくさんできる。
これでいいのだろうか。。。。。

よく行く近くのスーパーでも
レジで、みな同じ動き、同じ喋りをする。
外国人の店員でさえも、同じ動き
同じ喋りをして、確かに卒はない。

しかし、声をかける店員や
レジに並びやすい店員は
同じ動きをしても、同じ喋りをしても
どこか心がこもって、すこし
違う動き、喋りをする人店員だ。

どんどん画一化されてゆく
寂しい社会が今後とも進むのだろうか。
と、2世代前のおじさんは
さみしく思うのである。