チック症とは

チック症とは、ピクピクっとした素早い動きなどが、本人の意志とは関係なく
繰り返しおきてしまうものをいいます。肩をピクっと動かす、顔をしかめる、口を曲げるなどいろいろありますが 、一番、多いのは瞬きです。本人は、わざとやっているわけではなく、止めようと思っても止まりません。


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なりやすいのは

幼児から小学校低学年ぐらいまでの子に多くみられます。
本人の性格が、感じやすい、傷つきやすい、優しい子に多いと言われています。
不安、ストレス、緊張、心の葛藤などがきっかけでおきることが多いですが、そのようなことがなくてもおきる子 もいるようです。


対処法は

できるだけリラックスさせてあげることが必要です。
注意したり、しかったりすると余計に症状が強くでる場合があります。
言わなくても、態度にでたりすると、本人はますます気にして、緊張感が高くなります。そのようなことがないよ う、精神的にゆったりとしていられるような環境づくりが大切です。精神的なストレスや緊張感から、一時的にこの ような症状のでる子は、決して少なくはありませんが、そのほとんどが、短期間に、症状は消えていきます。チック 症は大きな問題ではないと、軽く考えてください。


注意・・・症状がきつかったり、長引いたり、本人が気にしているようなら、まれにお薬を使う場合もあり ます。