先日、6ヶ月の赤ちゃんの結膜炎で、目薬を処方したのですが、お母さんから 「さそうとす ると、目をつむり、泣いて嫌がります。うまくさせる方法はないでしょうか?」 という質問をされてしまし いました。
そこで、今回は、赤ちゃん(もちろん幼児も含めて)の目薬の上手なさし方のコツをお話したいと思います。

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目薬の上手なさし方

まず寝かせた赤ちゃんの頭の方に座ります。赤ちゃんの頭が動かないよう、ママ(パパ)の太ももの間にはさみ、目 頭のあたりに目薬を1,2滴、落とします。赤ちゃんが、目をつむっていたとしても、まばたきすると、自然に目の 中に入っていきます。目薬の容器が、せまってくると怖がってしまう赤ちゃんが多いので、そっと横からさしてあげ ましょう。

目やにが多いときは?

目やにが多いときは、市販の清潔なガーゼを、ぬるめのお湯でしぼって、目頭から目じりにかけて、そっと押さえる ようにして拭き取ってあげてください。そうしてマブタのあたりをきれいにしてから、目薬をさしてあげましょう。
ガーゼは、その都度、捨てて、ママ(パパ)は必ず、感染防止のため自分の手洗いもお忘れなく!

赤ちゃんが泣いてしまったときは?

赤ちゃんが泣いているときは、目薬をさしても涙で流されてしまいますので、泣きやむのを待ってからにしましょう 。赤ちゃんが疲れて寝てしまってから、そっと目頭のあたりに、目薬をさしてもらっても構いません。