皮膚の病気にはいろんな種類のものがありますが、
 いろんな場所にできます。

 人間の身体はうまくできています。
 必ずしも全てにおいてではありませんが、皮膚のどこに
湿疹やできものができているかどうかでその方の弱い所が想像できます。

 例
  1.小指、足のこゆび⇒膀胱が弱ってる。

  2、親指、足のおやゆび⇒ ”肝” が弱っている。
      ”肝”とは、感情を司るところで、弱ると
             イライラ、かっかします。
              ストレスのサインです。

  3.口の周りにニキビやブツブツしたものができる⇒
                  胃腸が弱っている。

  4.手と足の、ひと指しゆび、薬ゆび、⇒胃腸が弱っている。
  
 ところで、 ”けいらく(経絡)” というリンパの流れ道
があります。その流れの上に ”ツボ” があります。
12の経路がありますが、押すと痛い ”ツボ” があれば、
どこの経絡のどこの内臓、臓器が弱っているかわかります。
(12経絡のことは後日記載したいと思います。)

 なお、五臓六腑といって、その方の弱い所が症状として現れます。
 肝、腎、胃、脾臓、肺。

 このような事を診察の際に参考にして
 患者さんに合う薬、漢方薬を選び、また、量を決めて処方します。

 ご自身の体調管理にこのような事がわかると重宝です。