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August 2018 の投稿一覧です。
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投稿者: wakui-clinic
 「成功する子は 食べ物が9割」 幼児、小学生ママ必読!
        監修
             予防医療コンサルト 細川モモ
                 管理栄養士  宇野薫
                      主婦の友社
 是非皆さん、これからママになるヒトも、また、患者さん皆さんに
今年一番のおススメの書籍です。一家に一冊あってもよい本ですので
購入されることをおすすめします。
なかなか、体調が良くならない、皮膚が改善しない方もお読みください。

冷蔵庫の中身がカラダの中身。子供の人生の成功は、食事で決まると
いってますが、とても納得します。お子さんの身体を守るのはお母さん
です。

〇脳神経は6歳までに9割が完成する。⇒この時期に食事は大切。

〇脳と体を作る5大キーワードは、筋肉をつくる「タンパク質」、
骨をつくる「カルシウム」、脳をつくる「DHA」、血液をつくる
「鉄」、腸を整える「発酵食品」。
   必須アミノ酸:アミノ酸スコアの高い食品(卵、ヨーグルト、魚、
鶏肉、豚肉、牛肉)→成長期の子供は、大人の1.5倍必要

〇DHAは、頭をよくしてくれる。⇒まぐろ、かつお、ぶり、さば、さんま、
いわし

〇「疲れやすい」、「集中力がない」のは、鉄不足
  →非ヘムとヘム鉄があるが、吸収されやすいヘム鉄(動物性食品)
   赤みの肉や魚が良い
〇ビタミン、ミネラルが不足すると、体調が悪くなり、極端な欠乏や
過剰摂取は病気につながる→1食あたり「5色そろえる」ことを目標に

〇栄養の組み合わせがポイント
   鉄とビタミンC、ビタミンB1とアリシン(ねぎ)、炭水化物とビタミンB群

〇やる気や集中力、睡眠は、「必須アミノ酸」

以上のようポイントに加えて、具体的に、レシピなどが写真入りで
あります。

なかなか、栄養学について勉強する機会がないので皆さん是非書籍を
ご覧ください。
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投稿者: wakui-clinic
皮膚に関してとても興味深い書籍がありましたのでご紹介
します。

皮膚は「第二の脳」といわれます。

皮膚は、音を聞いている。光や色も感知している。
感情は皮膚でつくられる、そうです。

「肌に触れることは、心に触れること。」

生まれてから小さいうちに、母親はおこさんと触れることがとても
大切。また、ヒトとの良い関係をもつには肌の感覚が大事だそうです。
イライラや不安、憂鬱、ADHなどは皮膚に触れることでよい方向へ
いくそうです。
いわゆる「手当て」もその範疇にあるそうです。

皮膚 はヒトにとって大切な臓器であり、触触れというることは
とても意味が深いものであることがわかります。

「肌に触れることは、心に触れること。」

         出典
            皮膚は「心」を持っていた! 
                     山口 創
                     青春新書

  
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投稿者: wakui-clinic
小さいお子さんは、”自然治癒力”、すなわち、自分で病気と闘って
自分自身で病気を治そうとする力がまだ弱い。

風をひいたり、鼻水がでたり、皮膚がかゆくなったり。
そんな時には、①身体をあたためて冷やさない。②甘いものは控える。
事をこころがけてみてください。すぐに風邪薬やアレルギーの薬を
飲むことは避けてください。
食事や睡眠等、普段から注意して、漢方薬をお飲みください。

少しずつ身体が丈夫になっていき、すぐに医療機関へということが減って
きます。小さいうちから注意していれば、成人になってからとても楽に
なっていきます。

自然治癒力が増すような生活習慣を心がけてみてください。
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投稿者: wakui-clinic
しみ、そばかす と思っていたら、実は雀卵斑であったり、脂漏性角化症
であったり、老人性色素斑や両側性遅発性母斑であったり。。
まずは、正しい診断をして、原因や悪化要因をさがします。
全てが同じ治療というわけではありません。原因や悪化因子がとれていけば
きれいになります。

〇お血や冷え症の治療をする:漢方薬や冷え対策(白湯、腹巻き、足湯、
              食生活の改善等)
〇日光対策:日焼け止め、ファンデーション対策(おススメのこれらの
              サンプルをさしあげます。)
〇化粧方法の見直し:洗顔やクレンジングの時に力を入れすぎが多い。
          基礎化粧品のかぶれも多い。
〇美白対策:①ビタミンCローション、マッサージ②ハイチオールの内服、
      ③ハイドロキノン
〇イオン導入:ビタミンCローションを電気で皮膚の下に流す
〇体調管理:体調が良いとお顔はきれいになります。
〇レーザー治療:適応の場合は医療機関をご紹介します。

これらの治療を組み合わせて総合的に治療していきます。
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投稿者: wakui-clinic
 日本初「冷え症外来」を開設した渡辺賀子先生の著書より
抜粋します。

 「”ホッ”と冷えとり手帖
 体をあたためるコトこそ、美への近道」
              渡辺賀子 著
           主婦の友インフォス

これだけは覚えておけば大丈夫!冷えとり8つのポイントです。

1、朝食を食べる
2、飲み物は常温かホット
3、旬の食材を食べる
4、ぬるめのお湯にしっかりつかる
5、筋肉を動かして熱をつくる
6、あたためグッズも活用
7、リラックスタイムをつくる
8、手抜きも大切に

※すべてを完璧にこなすより、手を抜きながらでも
続けることが体は温まる

手のツボを紹介しております。ツボ押す習慣をつくり、血のめぐり
をよくすることができます。
1、曲池(きょくち)
2、労宮(ろうきゅう)
3、合谷(ごうこく)
4、手の三里(さんり)
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投稿者: wakui-clinic
 東洋医学では、”心身一如” という有名な言葉があります。

 健康な状態は、心身ともに互いに結びついています。
 
 患者さんを診察する際には、病気だけでなくその方のヒトとなりを診て、また、ストレスがないか
悩みはないか精神的な部分もみています。

心の調子を整えると皮膚の状態、身体の状態がよくなります。
一方、皮膚、身体の調子がいいと心の状態もよくなります。
したがって健康になるためには、心と身体の両方の状態を整えれば
いいと思います。

 実は、心の状態を良くする、改善することが得意なのが漢方薬です。抗うつ剤や
精神安定剤、睡眠導入剤はと比べてマイルドで副作用がでにくく、また依存
にもなりにくい。(半夏厚朴湯、香蘇散、抑肝散、加味逍遥散、四逆散、
補中益気湯等など多くあります。)

 診察した際に何かございましたらご相談してみてください。

 
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投稿者: wakui-clinic
大きく分けて以下の二通りです。

〇標準治療:ステロイド外用剤と保湿剤を使用して湿疹をコントロールする
      今までの治療法
〇脱ステロイド療法:今まで使用していたステロイド外用剤を中止する。
      なお、 "脱保湿" といって保湿剤の使用も同時にやめる。
  ①ステロイド外用剤をいっきにやめる
   →リバウンドがでてきます:皮膚の紅みとジュクジュクがでてくるので
         抑える。漢方薬とタンパク質を摂り水分を抑える
  ②ソフトランデイング:ステロイド外用剤を使用しながら少しづつ
       ステロイドの強さ(ランク)をさげていく
  ③ウェデイングステロイド:脱ステロイド療法を行っていて結婚式の時だ
     きれいにしたい→結婚式の3日前からステロイド外用剤を使う
患者さんの希望や診察をしてからどの治療方針で今後加療していくかどうか
を決めています。

なお、上記のいずれの場合も

〇漢方薬の内服
〇食事の改善:甘いものを控える、和食中心、油に注意(あまに油がおススメ)、身体を冷やす
  食べ物は注意、白湯を飲む                               
〇”冷え”対策:入浴(半身浴)、腹巻、靴下をはく、ストレッチ、歩く
〇悪化因子の除去
〇早寝早起き
〇ストレス対策
〇ハリやツボ
〇半導体レーザー

これらをまとめたプリントを患者さんにお渡しして、今後の治療方針
を患者さんと話しながら、納得していただきながら治療をははじめます。
アトピー性皮膚炎の特徴や、早く治すコツもプリントにまとめています。
リバウンドの経過や、アトピー性皮膚炎自体の経過や今後の様子等
も話しながら診察をすすめていきます。

漢方薬の処方は、毎回、診察の度に変わります。
リバウンド対策と、終わった後の処方は異なります。
診察の際は、皮膚を触って、悪化因子や気が付いたことがあれば
アドバイスします。
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投稿者: wakui-clinic
ニキビの治療は、他の病気と同じでガイドラインにそって行われます。

ところが、これらの治療でもニキビが治らなかったり、悪化することが
多いようです。
当クリニックでは、個々の患者さんの弱い所(胃腸や、脾臓、肝臓等)や
体質を変えるように、漢方薬を処方しながら以下のような治療を行っています。

〇悪化要因や原因を診察や問診から探して
プリントをおわたししたり、アドバイスいたします。
〇外用剤はいろんな種類がありますのでそれぞれに合う薬を処方します。
〇化粧方法をアドバイスしたり、おススメの化粧品のサンプル
(日焼け止め、ファンデーション等)を差し上げます。
〇ビタミンCローション(10%)をおすすめしています。
(ニキビ、美白、皮膚のはりとつやをだず)
〇冷え対策:プリントをおわたしして説明します。
〇半導体レーザーやイオン導入をおすすめすることもあります。

 診察しながら、お話ししていきます。

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投稿者: wakui-clinic
以下のような診察を行います。

〇問診、聞診
    通常の診察と同じ。
    どこが困るのか。どんなことがつらいのか。お通じ、お小水、睡眠は等
    お聞きします。
〇切診
    腹心、脈診:行わないこともあります。望診
〇舌診:舌をだしてもらい診ます。色や形、臭いで判断します。
〇触診
   指、手のひらや甲を触ったり診たり、爪の色や形を診ます。
   皮膚全体も診ながら触って診察します。

漢方薬の処方はすぐには決まりません。患者さんの身体の状態がわからないと
処方できません。
「おいしく食べられますか?」「のどがつまった感じがしますか?」
「寝ている時に脇や背中に汗をかきますか?」「肩がこりますか?」
など、いろいろうかがいます。
その患者さんのどこが弱っているか、一番困っている事は何か聞いています。

すぐに漢方薬の処方が決まることも、なかなか決まらないこともあります。
AとB,あるいは、Cの漢方?今回はDをだしたいけどまずはB。
次回はBがいいから今回はC。AとBよりCとDの組み合わせがいいか。
というふうに沢山ある薬の中から選んでいます。

初めて来られた方や漢方薬の処方が初めての方にとって大変かも
しれません。その方に合った薬がきまれば効果は早くでます。
早く治るために、患者さんとの協力が欠かせません。

※漢方薬を希望されない方はおっしゃてください。
 処方しない方法で治療いたします。