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06 November 2016 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
 交感神経,副交感神経からアトピー性皮膚炎の原因,誘因を解かれている
免疫学第一人者で新潟大学名誉教授 安保徹先生 文筆 の書籍をご紹介します。

薬を使わず元から治すメソッド満載
アトピーを自力で治す最強事典 
マキノ出版 
平成28年8月31日 第1刷発行

アトピー性皮膚炎は副交感神経が優位な状態で発症する。
交感神経は「活動」、「多忙」、「寒さ」、「空腹」、「貧困」、
「緊張」、「細菌感染」などで優位になる。
「飽食と運動不足」で 副交感神経が優位になり、アトピー性皮膚炎が発症
しやすくなると説いています。

 感受性が高くあらゆる出来事に敏感に反応してストレスがかかりやすい
体質改善とストレス対策がアトピーの根本的な治療とおっしゃっています。
アトピーは、体の中の有害な物質を体から出して治ろうとする反応で、
ステロイド外用はアトピーの根本的な治療ではないと力説されています。

 本書では、以下のような方法がアトピーの治療方法として
紹介されています。

  1、口呼吸の改善に「あいうべ」
  2、「爪もみ」
  3、「伸長療法」
  4、「蒸しタオル」
  5、「ニンジン樹ユース」
  6、「アマ二納豆」
  7、「小麦断ち」
  8、「発酵食中心の和食」

 なお、脱ステロイド療法についてわかりやすくポイントが書かれています。

 脱ステロイドのヒント

  1、脱ステロイド、脱保湿のすすめー東京都練馬区大泉学園
                   藤澤皮膚科 藤澤重樹 先生

  2、周囲の理解と助け、食生活の改善と外出、運動のすすめ
    理解ある医師と支援団体や仲間
    ー「アトピー性皮膚炎 患者100人の証言」 の著者 
          安藤直子先生 東洋大学理工学部応用化学科教授
  
  3、ストレス軽減、早寝早起き、バランスのよい食事
    「自分で治す」という気持ちの大切さ
                   ー脱ステを提唱された先生
                  尼崎医療生協病院皮膚科 玉置昭治先生
    
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
 緊張とリラックスのバランスが悪い、ストレス、冷え、イライラ、
かゆい、痛い、しびれる、だるい、やる気がしない、
のどが詰まる、食欲がない、めまい、頭痛、目がいたい、
肩が凝る、、、、、、、
これらの症状はいずれも、自律神経のバランス、すなわち
交感神経(緊張する時に働く神経)と副交感神経(リラックスする時に
働く神経)の働きにより現れる症状です。
時には、自律神経失調症などといわれることもあります。

 これらの症状が関連して、皮膚の症状もでてきます。
 西洋医学、東洋医学的なアプローチと、ツボやマッサージ、
漢方薬、温めや冷え対策(白湯、半身浴、腹巻等)、半導体レーザー、
ストレス対策としてのもののとらえ方や考え方を変えること、食事
などを用いて加療していきます。

 12月号の「日経ヘルス」では、自律神経の特集が組まれています。
興味のある方はご覧ください。