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January 2016 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
 当クリニックの玄関を入って左側、診察室の横の待合室に
本棚があります。
 いろんな種類の書籍が置いてありますので、待ち時間に
興味のある方はご覧ください。
 ことに、健康に関する書籍が多く置いてあります。
 また、週刊誌や小さいお子さんのための絵本があります。
大人でも楽しめるような”ウォーリィーの本”等があります。
 このブログでご紹介している書籍もありますのでご覧ください。
   なお、この本棚の横に ”白湯” を
   置いてありますのでご利用ください。
 追補
   最近、スタッフが購入した 絵本 を三冊置きました。
   また、 アトピーの脱ステロイドの様子がわかる書籍
 を置きました。漫画でかいてありすぐに読め、脱ステロイド
 の事がわかりやすい本です。

   「アトピーの夫と暮らしています」
        陽菜ひよ子 著 PHP

 
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投稿者: wakui-clinic
 当クリニックには半導体レーザーが置いてあります。
 (HPの施設、設備の写真に写っています。)
 痛みの痒みもなく、簡単に使うことができます。
 妊娠している方や、心臓ペースメーカーを使用してい方、
乳幼児の方は使用できません。

 1、交感神経と副交感神経、すなわち、緊張とリラックスする
   神経のバランスを整えてリラックスモードにする。
 
 2、皮膚のかゆみや赤み、熱を和らげたりとる。
  
 3、イライラやカッカをとる。

 4、ステロイド外用剤のリバウンドを和らげる。

 5、身体の痛みを和らげる。

 6、自律神経を整えることで ”冷え” を和らげる。

  以上のような効果があります。

 レーザーをあてるポイント、箇所はいくつかありますが、
 ”星状神経節” (首の鎖骨の指二本分のところ)にあてると効果的
 です(片方ずつ5分で計10分)。
効き目が早い方は、レーザーをあてながら気持ちよくなり
 こっくりこっくりしています。
 また、指 にあてる方法もおススメです。

 興味のある方は受付でお声をかけてください。
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投稿者: wakui-clinic
 東洋医学では、 ”舌診” といって 舌 を診ます。
 舌にはその方のいろんな身体の中の情報がみられます。

 1、舌全体が白く舌のへりがぎざぎざしたり、手の指で押したように
   少しへこんでいる。⇒こんな時は ”水毒”
     身体の中に水がたまっている状態。放置しているとお腹が
   ぽちゃぽちゃしたり、水太りになる。お腹がゆるくなったり、下痢を
   したり。鼻水や目やにがでてきたり。ひどくなると、身体の ”冷え”が
   強くなる。
 
 2、舌のへりや先が紅い。⇒ストレスが強くなっている。

 3、舌全体が厚ぼったい。こけのようなものが付いている。
    ⇒体に熱がこもっている。

 4、舌の色が紫がっかた白い色。⇒血のめぐりが悪く ”於血”。身体の
   ”冷え” が強い。


 5、舌の中が割れている。⇒何か身体に欠けているものがある。
   足りないものがある。

 6、舌のへりに点状の紫色のものがある、舌の裏の血管が太く
   紫色。太い血管からはみでた血管がみられる。⇒ ”於血”

  細かくみれば、その他の情報もありますが、上記のように簡便に
  分けて舌を診ることができます。

 毎日皆さんもご自身の舌を鏡でご覧ください。
 自身の体調管理に役立つと思います。
 なかなか普段わからなくても舌 にて健康状態がわかります。

 追補
   小生は患者さんの舌を診察で毎回拝見しますが、上記の
   ようなことを判断して患者さんの状態や漢方薬の処方に役立てて
   います。

 
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投稿者: wakui-clinic
 当クリニックでは皆さんに ”白湯” をおすすめしています。
 待合室に置いてありますのでお飲みください。

 アーユルベーダでは、 ”白湯” は理想的な飲み物のようです。
 「冷え」だけでなく、お通じがよくなった、体調がよくなる、
からだの三大機能、すなわち、消化力、代謝力、免疫力が上がる、
浄化がよくなる、自律神経やホルモンのバランスを整えてくれる、
心が軽くなり気持ちが穏やかになる、等の効果が得られるようです。

 作り方を以下に記載します。
 
 やかんにきれいな水を入れてフタをして強火にかけます。
 沸騰したらフタをとり湯気があがるようにします。
 この時大きな泡がぶくぶく立っているぐらいの火加減にします。
 そして、そのまま10~15分沸かし続けます。
 白湯をさましてすするように飲みます。

 お金がかからず簡単にできます。小生も毎日飲んでいます。
 おいしく飲めます。
 皆さんも早速この ”白湯” 健康法 を試してみてください。

 出典
   病気にならない 「白湯」健康法
            蓮村 誠 著
             PHP文庫
  2015.1.21.第1版第1刷


 
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投稿者: wakui-clinic
「皮膚は内臓の鏡」と昔からよく言われています。
 人間の身体は大変良くできています。驚くほど精巧にできています。
 その方の弱いところが、皮膚にでると思います。
 例えば、鼻の下が紅い時は膀胱が、口の周りが紅い時は、胃腸が弱って
いるというように。

 軽いやけどや軽度のかぶれや湿疹は、外用剤、塗り薬で軽快します。
しかし、
長く患ったり、広範囲の湿疹、慢性の湿疹は、塗り薬のみでは
なかなかよくなりません。湿疹は、身体にとって不都合な物を排泄しようと
(外に出そうとする)反応です。
 食生活や生活習慣を改めて、また、その方の弱い所を改善して(五臓六腑
例えば、肝や心等)養生していけば改善していくと思います。

 そのためには、いろんな手段や方法(西洋医学、東洋医学、ツボ、呼吸など)
を用いて治療する必要があると思います。
また、悪化要因や犯人を探してこれらを除くことも大切です。
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投稿者: wakui-clinic
皮膚科での治療だから処方された薬、軟膏やクリーム、保湿剤を
一生懸命塗る。これが一般的な考え方です。

ところが、当クリニックでは、一部の病気や皮膚の状態を除いて
なるべく薬は塗らない、という方針をとっています。

ことに、アトピー性皮膚炎や貨幣状湿疹、慢性の湿疹等では意識的に
外用、すなわち、塗り薬は塗らない、塗る場合はなるべく少量で必要最小限
の量で塗るという事を患者さんにすすめています。

上記のような慢性の湿疹や疾患では、今まで多くの種類やたくさんの量の外用剤を
使っていることが多いと思います。皮膚が敏感になっており、もともとは
大丈夫でも、塗ることでかえって症状が悪化する、今まで使用した薬の
基材(軟膏等の薬に含まれるワセリン等)でかぶれるという事がよくある
からです。

アトピー性皮膚炎の脱ステロイド療法を行う際には、「脱軟膏」といって
あえて軟膏類はぬらない。という方法を行うと、アトピーの軽快が早いようです。

いろんな軟膏やクリーム等の外用剤を試してもよくならない。こんな時は
思い切って何も塗らない。塗る量や回数を減らす、という方法も一つの
治療の選択肢かもしれません。