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December 2015 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
 WAVE出版より発行されている野草料理研究家、食養指導者である
若杉友子先生の著書 「アトピー、アレルギーの話」より共感した部分
を記載します。
 アレルギーは西洋医学的に考えれば生体のもっている優れたしくみ
ですが、若杉先生はアレルギー症状を生体が通常の排泄ルート
ではない体内毒を必死で外に出そうとする状態ととらえています。
 これを病気と決めつけて「治すこと」に躍起にはならずに
よい食事をして、いい空気を吸わせて、子供が本来もっている力を育てる
ことが大事とおっしゃています。

 以下にポイントをあげます。
 1、食事が大事
 2、ステロイド剤に頼らない、薬は使わない
 3、食べ過ぎない
 4、命あるものを食べる
 5、食べ物の陽と陰を使う
 6、からだを冷やさない

 アレルギーがあるのは、「このままの生活ではいけない」という
子供のからだの警告ととらえています。
    
 薬をださない、注射はしない診療を行っている真弓小児科医院の
真弓定夫先生は、本書に特別寄稿しています。
 アレルギーは、からだの不調を自分で治そうとしている現象。
空気のいいところで子供を育て、いい水を飲ませる、昔のように
自然のものを食べさせ、外で存分に遊ばせる。自然な暮らしをすること
で治せると記載しています。
 
 アトピー、アレルギーのみでなく、種々の皮膚疾患はでも同じような
ことがあてはまると思います。「このままの生活ではいけない」という
現代人の心身からの警告です。

 
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
 知的生き方文庫より出版されている 東京有明医療大学教授
川嶋朗先生の著書をご紹介します。なお、先生は”冷え症”のことを常に強調
されておりそれに関する著書は多くあります。

 「心」と「体」は一体でつながっている。「心身一如」の考えで
「体」を温めると「心」も元気になり、人生に積極的になる、
性格が明るくなる、人にやさしくなる、すぐにイライラしない、
といったいい点が起こるといいます。
 早寝早起き、お風呂にしっかり入る、運動する、腹巻をする、
冷たい物は食べない、陽の物を食べる、歩く等の対策を挙げています。

 体温は学力のバロメーターになるそうです。
 少しの時間ですぐ読めますのでおすすめです。