“じじい!!”

昨年、私もついに
ほんとに“じじい”になったのだが。。。。

昨年、夏に孫が誕生して
写真館に写真を
取りにいったとき
集合写真を撮るときに
“おじいさんはこちらに”
と写真館の人にいわれて
自分がよばれたことを
認識するのに10秒は
かかったかもしれない。

婦長に孫ができたとき
冗談で“ばばあ”“ばばあ”
と言っていたのだが
気が付けば
自分が
“じじい”になっていた。

最近、娘が孫をつれて
かえってきていたのだが、
その時、自分の親が
自分の娘が小さい時に
言っていたことばを思い出した。

“成長しなければ困るのだけれども
このまま大きくならなければいいのに。。。“

自分の孫をみると
同じ気持ちになってしまった。

人間、
こどものころは
真っ白な紙で
汚れがない。
大きくなればなるほど
苦労をかさね、
悩みを持ち、
いろいろな嵯峨を背負いながら
生きていかなければならなくなって、

気が付けば真っ白な紙は
よごれ、ぼろぼろになって
それでもその紙に
文字を書かなければならなくなる。

真っ白なままで
あればいいのに、、、、と

この年になれば
紙はしわくちゃで
ぼろぼろになり、
それでも、毎日字を書いているのだが
しわくちゃな紙では
きれいな字がかけないし、
書くスペースもどんどん
減ってきている。

それでも一生懸命
紙を伸ばして
余ったスペースに
できるだけ綺麗な字を書こうとしているのだが
どんどん難しくなってきている。

なんて
孫を見て
感傷に浸る“じじい”でした。