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April 2024 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
連休


いよいよ、5月の連休が
迫ってきたのだが、
土曜日が休みではないし
30、1、2は休みではないので
実質6日間ではあるのだが、
正月、盆と
年に3回ある休みの塊である。

今年は当番が当たっていないので
まるまる6日休みがあるのだが、
それでも裏の施設や
デイサービスは休みがないので
毎日、電話対応しなければいけないし、
もし、状態がよくない人がいたら
いつ呼び出されるかわからない。
本当の意味ではゆっくりはできない
のではあります。

私が若いころは、
本当に休みなどなく、
毎日病院へいって、患者さんをみて
急患の対応もしていたし、
休日の当直は若いドクターの
役目であった。

今は働き方改革?
のおかげで、若いドクターは
休んでいるみたい。。。。。

いつものことではあるのだが、
連休が近づくと
何をしようか考えるのだが、
結局、考える暇もなく
休みに突入して、
前半はなにもできず

後半は、
なにかしなければ
とあせって終了する。

結局、いつもできない
掃除とか
読めなかった本(医学の)を
読んだりして、
なにも休みらしいことができなくて
終了して、

これがおわれば、
7月まで祭日が無い上に
6月からは市の検診が始まるものだから
忙しくなってしまうので
あとのことばかり考える様になって憂鬱になってしまう
のが毎年の連休の過ごし方なのである。

いまのままで行けば
例年通り、
なにもしないでというか
なにもできないまま終了しそうです。
ま、それがいちばんいいのかも
しれないが、、、、

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投稿者: ryokusei
“じじい!!”

昨年、私もついに
ほんとに“じじい”になったのだが。。。。

昨年、夏に孫が誕生して
写真館に写真を
取りにいったとき
集合写真を撮るときに
“おじいさんはこちらに”
と写真館の人にいわれて
自分がよばれたことを
認識するのに10秒は
かかったかもしれない。

婦長に孫ができたとき
冗談で“ばばあ”“ばばあ”
と言っていたのだが
気が付けば
自分が
“じじい”になっていた。

最近、娘が孫をつれて
かえってきていたのだが、
その時、自分の親が
自分の娘が小さい時に
言っていたことばを思い出した。

“成長しなければ困るのだけれども
このまま大きくならなければいいのに。。。“

自分の孫をみると
同じ気持ちになってしまった。

人間、
こどものころは
真っ白な紙で
汚れがない。
大きくなればなるほど
苦労をかさね、
悩みを持ち、
いろいろな嵯峨を背負いながら
生きていかなければならなくなって、

気が付けば真っ白な紙は
よごれ、ぼろぼろになって
それでもその紙に
文字を書かなければならなくなる。

真っ白なままで
あればいいのに、、、、と

この年になれば
紙はしわくちゃで
ぼろぼろになり、
それでも、毎日字を書いているのだが
しわくちゃな紙では
きれいな字がかけないし、
書くスペースもどんどん
減ってきている。

それでも一生懸命
紙を伸ばして
余ったスペースに
できるだけ綺麗な字を書こうとしているのだが
どんどん難しくなってきている。

なんて
孫を見て
感傷に浸る“じじい”でした。
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投稿者: ryokusei
毎日、毎日、、、、


おさない頃、おやじが糖尿病で
毎日インシュリンの注射をしている
のを見てあまり痛がっていない様に
見えたし、
歯医者で、泣いている大人を見たことがなかった
ので、勝手に
大人になると痛みをあまり
感じなくなると思っていた。

大人はいいな、、

それと同じく
何の根拠もなく、
大人になれば
悩み事が減ると勝手に思い込んでいた。

もちろん、勝手な思い込みであったのだが、

最近、特に思うのが
年をとればとるほど
悩みが増える。

こういう仕事をしている限り
ストレスと共にいろんなことを
悩んでしまう。
こう見えても、患者さんのことは
引っかかると一日中
というかずーと
頭に抱えてしまう。

その上にさらに
年齢による体の悩みや
あと、どのくらい生きられるか
どのくらい仕事できるか
とか、年々悩みが増加してゆく。

あーしんど。

しかし、子供の頃に悩みが
無かったのかというと
そうではなく、結構、
悩みはあったもの。

それはどういうわけかというと
おそらく
人間10のことを考えられるとすると
悩むと全てそれにつぎ込むから
悩みが小さくても
その人にとっては
かなりのストレスになるのではないかと
思っている。
だから、他人からみれば、
小さな悩みでも
その人にとっては
とてつもないストレスになっている
のだと思う。

と、言うより
10のことに神経を使うのに
楽しいことがあれば
悩みに使う神経を
5とか6とかに減らせて
悩みも減るのかもしれない。

そういえば
最近
毎日楽しいことが
ないからなーーと

でもちょっとやそっとの
楽しいことでは
10使う神経のうち
9.9、せいぜい9.8ぐらいまでしか
下がらないかもしれない
と思う今日この頃でした。
カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
皮膚が薄い!!

関連施設で、デイサービス2つショートステイ、
小規模多機能、特養と多くの
高齢者を抱えているので
まー毎日とは言わないけれど
しょっちゅう
皮膚の皮をはがしてくる。

皮膚が薄い上に
皮下の脂肪組織までへって
クッションまでなくなっているので
ちょっとしたことで
皮膚がベロンとはげる。

まるで服を釘に引っ掛けた様に
かぎ状にさけてくることが
よくある。

皮膚がはげると
皮膚が無くなっていれば
仕方ないので
ハイドロゲルという
皮膚の代わりの物をはって
皮膚が生えてくるのを待つのだが、

皮膚が残っていると
どうにか残っている皮膚を伸ばして
医療用のテープで固定する。
(もちろん、取れてしまった
皮膚は引っ付かないが、
どこかに引っ付いて血行が
のこっていればどうにかひっつく)
<br />
(この写真ではまっすぐになっている
のだが、実際はいろんな形んで
皮膚をはがしてくる。)

しかし、人間の体は良くできたもので
高齢でも傷は結構綺麗に
治ってしまう。

ただし、新陳代謝が
ちがうので、若いひととは
格段の治癒のスピードの違いはある。
(子供のころ海にいってその夜には
皮膚がはげていたのが、
年齢がいくとわすれたころに
剥げてくる)


皮膚の厚さとハリでいえば
若い人に注射で針をさすのと
高齢の人に針を刺すのでは
その感触が全然違う。
皮膚の厚さとともに
血管の弾力性がちがうので

皮膚に針をいれるときは
子供では皮膚が一旦へこんでから
入る感触があり
血管に針が入るときは
プツっという感覚があるが、
高齢になると
皮膚に刺した感覚がない上に
血管がもろくて細いので
すぐ突き抜けてしまう。

われわれは、日ごろ
こういう所からも老化というものを
ひしひしと
身に染みて感じているのです。