あー心がすさむ

このコロナ禍は、まだまだ続きそうだが、
この一連の出来事は、
ことごとく日本人の、いや人間の
浅はかさと動物としての未熟さを暴露する。
また、このネット社会は
その馬鹿さ加減を倍増する。
毎日、毎日、
口々に思い思いの考えをいい
思い思いの行動をする。
あーいやだいやだ。

まるで小学校の低学年の教室で
おさない生徒たちが
教室で、がやがやとしゃべって
あげくの果てに
思い思いに行動し始めて
大混乱の教室になっている様。

正しいことを言う生徒は責められ、
おもしろいことを言う生徒の言葉に
みなが耳を傾ける。
皆が自分の言っていることは正解と思っている。
先生の声はうるさくて通らず
また、だれも先生を信用していない。
どうしてこんな社会になっちまったのか
やっぱり人間はあさはかな
幼稚な動物としかおもえない。
という話はさておいて、

最近、気が付いたのだが、
街に映画の宣伝の看板がほとんどなくなってしまった。
映画がまだ華やかなりしころ
街中に映画のポスターがあった。
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そう、あの荒井由実の
いちご白書をもう一度の詩の一部
“雨に破れかけた、街角のポスターに~”を
ほとんど見なくなったのである。

以前、話した模型の箱絵と同じように
映画のポスターの魅力で
映画を見に行ったものだった
(がっかりさせるものも多々あったが)
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私はやはり
絵がきれいなものが好きたっだが
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外国にはそれ専門の絵を書いて
有名になった人達もたくさんいる。
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大げさなことをいえば、
絵とタイトルとを書いた上に
簡単な映画の内容とキャスティングを
入れる総合芸術で、
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このティファニーで朝食と
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風と共に去りぬ
のポスターは最高。

また、
映画館に行けば、
ちょっと似てない
看板屋さんが書いた絵も
今となっては懐かしい
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アナログなおじさんは、
こんな街の風物詩
がなくなって行くのが
なんか寂しい。