目薬は、目からあふれるほど大量にさした方がよいと思っていないでしょうか?いかにも効きそうなかんじですが、あまりよくありません。目薬も他のお薬と同様、正しく使わないと十分な効果が出ない場合があります。以下の正しい目薬のさし方を覚えておきましょう!!

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①一回の目薬は、一滴で!

2滴以上さしても、目の外にあふれてくるだけです。あふれた目薬の成分で、目の周りがただれてマブタの皮膚炎をおこすことがあります。それに、すぐになくなってしまうので経済的にもよくありません。

②目薬をした後は、まばたきを多くせず、静かに目を閉じてそのままに!

目薬をしたあと、まばたきをやりすぎると、すべて目頭にある涙点という涙の出口から目薬が鼻の方にぬけてしまいます。1~2回、まばたきをすると目の中にいきわたりますので、その後は、1分程度、静かに目を閉じて、目薬が吸収されるのを待ちましょう。

③2種類以上の目薬をするときは、5分以上あけましょう!

目薬を続けてさすと、目薬があふれたり、まざったりして、充分な効果が得られません。できれば5分以上、時間の無いときや多種類の目薬をさす場合でも、最低2~3分はあけるようにしましょう。

ただし、例外としてドライアイ用の目薬など、間隔をあけなくてもよい場合もあります。