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16 June 2006 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: hasegawa1
喫煙することにメリットはありません。

たばこをすうと落ち着くとか、集中力が増すとか思われるスモーカーの方、それは逆に言うとたばこを吸わないと落ち着いていられない、たばこを吸わないと集中力が出せない、ということで、それこそがまさに喫煙が薬物中毒であることの何よりの証拠です。世の中には、たばこを吸わなくても十分な集中力を発揮できる人や、落ち着いていられる人はいくらでもいるのです。悔しくありませんか?

かくいう私もスモーカーでした。私がたばこをやめたのは、もちろん呼吸器科医という職業的な自覚や自らの健康のためというのもありますが、たばこのようなくだらないものに依存しているという事実を自分自身のプライドが許さなかったということによる所が大きかったです。

たばこはあなたの健康と周囲の健康を確実に害します。幸い、2006年春から禁煙指導やニコチン代替療法を用いた禁煙治療に、指定医療機関においては健康保険が適用されるようになり、経済的な負担もずいぶん軽減されました。この機会にあなたもたばことさよならしませんか?

自分自身の禁煙経験や呼吸器内科医としての知識と経験を生かし、みなさんのお手伝いをしたいと思っております。お気軽にご相談ください。
カテゴリー: 総合
投稿者: hasegawa1
院内感染を除く普通の肺炎(入院中ではなく、自宅で普通に生活されておられる方が発症される肺炎の事で、市中肺炎とも言います)の原因菌には様々なものがありますが、そのうち最も多いのが肺炎球菌で、市中肺炎の原因の約4割程度を占めると考えられています。肺炎球菌ワクチンは文字通りこの肺炎球菌による肺炎を予防するもので、当然の事ながら他の原因菌による肺炎を予防する事は出来ません。したがって、このワクチンを接種したからといって絶対に肺炎にかからないわけではありません。

また、インフルエンザ同様肺炎球菌肺炎の場合にも治療薬がありますので、発症してから治療する事も可能です。ただ、最近肺炎球菌の中にも抗生物質の効きにくい菌、いわゆる耐性菌が出現しており、発症してからの治療が難しくなってきてるのも事実です。
肺炎球菌ワクチンは、一度接種すると約5年間効果が持続すると考えられていますが、わが国では5年経過後の再接種が今のところ認められていません。ですので、現在のところこのワクチンは、比較的高齢で、肺炎に罹患することによって受けるダメージが相当に大きいであろうと推測される方に対して、主としてお勧めしております。

健康保険は適用されず、インフルエンザワクチンのような助成もありませんので自費扱いとなり、費用は税込7,500円です。
カテゴリー: 総合
投稿者: hasegawa1
現在、頭皮に塗布するタイプの育毛剤や脱毛治療薬は種々のものが薬局などで販売されていますが、飲むタイプの治療薬は医師による処方が必要です。

この薬剤は1日1回、1回1錠服用するもので、健康保険の対象外ですので全額自費となります。

1回の診療に付き28錠、4週間分のお薬をお出しいたします。診療費とお薬代を含めた費用は初回が10,000円、2回目以降が8,000円です。(すべて税込価格)