にきび、脂漏性湿疹、アトピー性皮膚炎、乳児湿疹、、、
皮膚の病気にはいろんな病気があります。

それぞれの病気に効果のある薬があります。
しかし、それらの薬だけでは病気は治りません。

患っている方の皮膚だけでなく、身体のなかのこと、
すなわち身体のどこが弱っているか、どのような原因で
病気になっているかをみきわめて治療することが必要です。
その方の社会的な立場や精神状態の理解も求められると思います。

身体のどこが弱っているかは、東洋医学的な診察が有用です。

〇気、血、水→気虚や気滞(気の巡りが悪い)、血虚(貧血や血の巡りが悪い)
水毒(水はけが悪い)
〇五臓六腑→肝臓、心臓、脾胃や脾臓、腎臓、肺のどこが弱っているか

これらは、舌を見たり、指の爪や手のひら、全身をみて判断します。
そして、食生活を改善したり、冷え対策、漢方薬を飲んだり、ハリやツボ等を
つかい治療します。

皮膚病になった時は、皮膚のみをみるだけでは治らないと思います。
身体のなか、弱いところを改善することが大切と思います。