なかなか病気が治らない、良くならない時は誰しもつらいことと思います。
そんな時に小生は、患者さんに 「もののとらえ方や考え方を変えましょう。」
「~すべきである、~しなければならない」という考え方をやめてください。
とお話ししています。
また、「いい加減」や「ほどほど、まあまあ」と考えましょうと説明します。
 病と闘っている時は、”認知行動療法”という専門的な治療が
知られているように心の持ちようを変えることが必要かもしれません。
 
 高雄病院理事長の 江部康二先生は
 「心を変えれば健康になれる」 東洋経済新報社
 
 でいろんなことを述べております。

 心と身体と人間関係はつながっている
 病は心の持ち方の無理である
 健康は心の持ち方次第
 自己受容:ありのままの自分を受け入れる:「今の自分は~だけど
いいやと」
 心の持ち方を変えれば健康に近づく
 人との出会いが心を変える
 人間関係の不安が減ると治療効果が高まる
 診療は医者と患者の「人付き合い」
 身体の不調は、自分を変えろというサイン

 なかなか病が良くならない、という時には、心の状態、
心の持ち方を変える、少しもののとらえ方の角度を変えてみる。
こういったことが皆さんのご快癒の一助になれば幸いです。