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January 2017 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
”冷え”の重要性を説き、またそれに対する書籍が多く
東洋医学に造詣のある 石原結實 先生 の著書を読みました。

  「自分の体は自分で治す
   病気になるのはおやめなさい!」
           KKロングセラーズ

小生も東洋医学を用いて ”冷え”の重要性を痛感して診療を
行っておりますが、この著書を読むとまさに目からうろこです。
病気と健康に対するとらえ方が大きく変わります。


本著でも紹介されている病気の原因を以下に挙げます。

 1、身体の冷え
 2、血液の汚れ
 3、食習慣
 4、ストレス
 5、運動不足
 6、細菌
 7、外気の汚染

一病息災ではありませんが、病気になって表れている症状は、
少しでも健康になろうとする自然治癒力の表れです。そこで、
原因を探して解決すれば、逆に体は良い方向へ進むと思います。

これらの事以外に、いろんな観点からわかりやすく記載されております。
皆さんも是非、石原先生の著書を購入してみてください。
健康と病気に対する考え方が変わり、福音をもたらすと思います。

カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
「がんばらない」、「あきらめない」、「いいかげんがいい」等で有名な
諏訪中央病院名誉院長の 鎌田實先生 の著書をご紹介します。

「がんばる神経」の交感神経がストレスが多い現代日本では緊張
し続けている。血管が収縮し、血圧が上がる。循環が悪くなり、脳梗塞、
脳血管性の認知症になりやすくなる。
生き方上手の人は交感神経をほどよく緊張させながら、ときどき
「リラックス神経」である副交感神経を刺激しバランスをとっている。
がんばりすぎず、がまんしずぎずに。

キーワードは、「幸せホルモン」、「喜びホルモン」、「癒しホルモン」の
セロトニンと「思いやりホルモン」、「愛情ホルモン」であるオキシトシン。
この二つのホルモンがたくさんでると、気分が変わる。気分が変われば、行動
パターンや性格が変わる。穏やかな幸せを感じ、人に優しく接することが
できるようになる。

もう自分を抑えてがまんしなくていい。がんばる必要もない。

出典
がまんしなくていい
鎌田實 著
集英社文庫