謎の感染症

今回、水曜日の夜に
謎の感染症にかかり、
3日間、内田先生に代診をおたのみしました。

医者というのは変なもので
病気になりながら、
それに苦しむ自分と
冷静に外から見る自分がいる。

その予兆が水曜日の夕方から
現れていた。。。。。

以前に言った様に
私、野生児であるがために
病気になるとむやみに食べ始めて
寝る。

水曜日の夕方から、どうも
食欲が止まらない。そして、
いつもより早く眠気が襲ってきて
早くとこについた。
そうすると案の定、夜中に
けだるさと寒気が襲ってきて
目がさめてしまった。

状況、症状より判断して、ウイルス性の感染症
と診断。
ウイルス性であるとはいえ
上気道症状がないためインフルエンザ、
コロナではないと判断。
一応、朝一で病院で検査を施行
陰性を確認するも
倦怠感が尋常ではないため
また、この状態を他の人に移すわけにもいかず
診療を断念し、代診を依頼。

同じウイルスでも人によって
細胞との結合しやすさが違うので
(新型コロナでも無症状の人から
亡くなる人までいる様に)
これは、私の細胞にかなり
親和性のあるウイルスである
と判断。

ウイルス性というのは厄介で
基本治療薬が存在しない。
よって家に帰って
木、金と2日間寝続けた。
(おかげで腰、肩、首は
痛くなったけれども)

眠たくなくても睡眠を無理やり行う。
睡眠というのは体の活動を停止し
代謝をおとし、免疫機能を上げる作用が
つよい。おまけにステロイドまで
出してくれる。
だから、寝るのが一番。

とにかく、体のやられ方が尋常ではなく
どうも消化管までやられたようで、
むかつきで、食欲が出ない。
脱水を避けるために
水分のみ接種。

状態の回復は尿で確認
初期は脱水のために
尿が濃くなっており
体が回復し始めると
体にたまったいわゆる腫れが
弾き始めて尿量が回復してくる。
そして、細胞がかなりやられた証拠に
最後にミオグロビン尿といって
かなり血の色が混じった尿が出る。

それで、病勢を確認して、
状態の回復を診断した。

それにしても今回、人生で
1度か2度ほどしか味わったことのない
しんどさであった。
こんな状態でも栄養に
余裕があるのか、2日間ほとんど
カロリーをとっていないのに
土曜日には体がほとんど戻っていたが。
病院の職員からストップが
かかり、土曜日も休むことになってしまった。

40代に熱があるのに
2週間、解熱剤を使いながら
仕事をして、肺炎になってしまった
こともあり、
また、60代という年齢も考えての
行いであったが、
半分自分で苦しみながら
半分医者で診断しながら
薬が効かないと判断して一切
薬ものまないで直した自分に
妙なものを感じてしまった。

毎日、いろんな患者さんを診ているので
なににかかっても仕方がないが
ま、いろいろ感染症は
うようよしているので
おきおつけください。。。。。