これでいいのだろうか

最近、自衛隊で
パワハラで、かなり上の階級の
自衛隊員が処分されたとの
記事を見た。
詳細の内容は、わからないが、
内容的には暴力ではなく、
強くどなられたとか、、、、、、。

患者さんからの話で、
自衛隊の若い隊員が、
強い指導内容のことで
その親から苦情が出ることがある
という事例が結構あるらしい。

私にはわからないが、
ウクライナの状態を見ていると
死と隣合わせの戦場での
ストレスは、とてつもないものに
間違いない。
このままでは自衛隊、使い物に
ならないのではないか?


我々の世界、私の時代の
上からの指導は、
それは強かった。
いま、それをしたら
指導者の方のクビが飛ぶ。

“こんちくしょう”と思いながら、
早く、技術を学びとって
見返してやる。。。。。。
という気持ちを糧に
頑張ってきた記憶がある。

極端な話
ミスをしてすまされる世界ではない。
“マーそんなことをしたら
患者さんが死んでしまいますよ“
”次からは気おつけなさいね~~~“
ではだめだろう。

働き方改革で、長時間の労働が
ゆるされないなら、
時間が来たら手術やめる?
時間が来たら術者交代する?
目の前で担当患者さんが
亡くなりそうなのに、
時間がきたら当直の医師と交代する?
(今は本当にそうなっている)

私の時代は、
技術は、見て、盗んで得るもの
だった。
いろいろ、頑張って患者さんを診て
初めて上が認めて、少しづつ
教えてくれる世界だったが、

自分が医長になって入ってくる
若い医師は
来るなり“なにをおしえてくれるの?”
という者がでてきて、
いまはそれが当たり前。

同級生と切磋琢磨して、
競争していたのだけれども、
運動会のかけっこで
順番を付けない世代。

昔の医局では、
医局員の中には100人に2~3人ほどは
“こいつに人は診せられない”
というやつがいて
丁寧に研究畑につれていったものだったが、、、、
そんなことをすればパワハラ
(だから問題のある変な医者が最近
は多い??)

おそらくどこの世界でも
そうなのだろうが、
これから
この日本社会
いい方向にゆくのだろうか。。。

と思うこと自体が
老害か。。。。な?