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April 2019 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
こんな話を書いていると
報道に対して怒りがわいてきた。

われわれ病院での出来事で
医療ミスに対しての報道は
非情に厳しい。
命に係わるものではるが、
ミスは非常に軽微なものから
重大事故につながる。
それは、医療従事者が一番しっている
ことであり、それは常に
警戒していることである。

しかしながら、ヒューマンエラーは
必ず起こる。
どんなに厳重に管理していても
ミスというのはその厳重な監視の
すきまを縫うようにおこり
医療現場ではそれが
即、死に直結する。
それは、現場の人間が一番知っている。

しかるに、そんな事故が起これば
報道は無茶苦茶厳しい。
しかしその報道番組ではその端から
“さきほどテロップにあやまりがありました
訂正してお詫びいたします。“
ってしょっちゅう
やっている。

医療現場でその程度のミスが
重大事故につながることを
知ってのことだろうか。

報道のミスは、下手をすれば、
間違った情報を流せば
多くの人が被害をうけ、
下手をすると、死ぬ人まで出る可能性が
あることを分かっているのであろうか。

こういう、報道の在り方に
私は、常に違和感と怒りを
感じるのである。
それに対して、決して反省している
ものを見るどころか、
私の言っていることは世の中の正解で
あるという様に報道している
番組が増えている昨今の
様な気がするのである。
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投稿者: ryokusei
昨今の報道に思う。

昨今、高齢者の自動車事故に対しての報道が
いかんせん厳しい。
しかし、これでいいのだろうかという気がする。

実は、高齢者の運転事故より
10代20代の人間の事故の方がはるかに
多いのである。

当院に来ている患者さんは、高齢者が多く
毎年、免許の返納者が増えていて
当院にやってくるのも苦労している
状況である。

都会は、交通網が網羅されていて移動に
不便しないかもしれないが、
(交通手段はおおいが、駅の構内を
移動するのは大変)
田舎は、移動手段がないのである。
毎回、高価なタクシーを使うわけには
いけないし(近くへ移動するのは
嫌がられるし)

報道は、視聴率がとれれば
それでいいのであろうが、
注目される報道があれば
いいのであろうが、
それでいいのだろうか、

結局は、高齢者の免許の返納のすすめ
の話になるのだが、

自分たちも気が付けば高齢者になることに
気づいているのだろうか。

高齢者の事故にまきこまれてなくなった
人の年齢ばかりを強調する。

確かに、もし、大規模災害で、
トリアージをしなければならなかったら。
どうしても自然に若い人を優先しそうな
気はするが、
ただ単に高齢者、特に認知症の
高齢者の切り捨てにかかっている様で
ならない。

そんな報道の一方で、
高齢者が、いろいろ活動する番組や
高齢者の介護の番組も多数存在する。

結局は視聴率がとれればどうでもいい
報道をしている気がしてならない。

ある意味こんな報道は、
認知高齢者の切り捨てを扇動しているに
過ぎない様な気がしてならない。

高齢者事故の話と同じだけ 若者の事故の
話があってもいいのではないか。

高齢者の事故の解決法は
免許返納の話ばかりでいいのだろうか

解説者が簡単に家族どうしでもっと
話すべきだとか
(もう、みんなやっとるわい!!)
タクシーに補助を出せとか
(どこにそんな財源があるのか
そういうやつに限って増税に反対する。)

そうではなくて、どうちらかというと
それこそ、自動運転や、AIによる
危険防止の自動車の開発の
促進の話になぜならないのだろうか。

私には不思議でならない。
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投稿者: ryokusei
さて、 かなり前の話の続きで、
人間は、自分中心で動いているという話
から、宇宙の大きさの話を1つ

自分の位置をやっと中心から外した
人類であるが、
ざっとその大きさを考えて見ると
地球の直径は、約1万2000km
太陽は、約140万km
一番大きな惑星である木星が
約14万km
つまり太陽を直径14cmほどのボールに例えると
木星が1,4cm、地球に至っては1.2mm
ほどしかない。
170528-kinomoto[1].jpg

大きさでいうと
太陽系というのは、実は、太陽の重力が及ぶ天体が
ある場所まででをいい、
太陽からの距離でいうと約120天文単位
(約180億km)
先ほどの14cmの太陽を中心におくと
1. 2mmの地球は、太陽から150m離れたところにあり
一番遠い惑星の海王星は4.5Km
太陽系の果ては、18kmほどはなれたところと
なる。
ちなみに光の速さでいうと
太陽から地球で、8分20秒ほど
(つまり太陽のいま見ている光は
8分20秒ほど前の光)
太陽系の端までは16時間ほどかかる

さらに、ちなみに、最近ボイジャーという
探査機が人類ではじめてここに到達した
打ち上げられたのは1977年である。

われわれの住むところを太陽系と呼ぶと
その周囲には
この太陽系と同様な系
が多数存在することがわかってきて
それを詳しくしらべると
それらが集団になっていることが
わかってきた。

18~19世紀の天文学者のウィリアム、ハーシェル
という天文学者が星を一つ一つ
距離をはかって考えたのが
この図である。
15773[1].jpg

この絵では見事に中心が太陽系である。

時とともに詳しいことがわかり
この集団が銀河系という星の集団であるということが
わかった。

最初にその中心に地球を置いたのだが、どうしても
うまく説明できなくて
ついにその中心から外してしまった。


この銀河系というのは、直径が10万光年ほど
ありこの中には太陽の様な恒星が
4000億個ほどあると考えられている。

img_1[1].jpg

実に太陽系の大きさを考えると
地球は小さいが、銀河系を考えると
太陽系さえ小さい存在である。
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投稿者: ryokusei
レジのおつり

だいぶ前に、コンビニのレジで、
人の手に触れたくないために
滝の様にお釣りを上から落とす
店員の話をしたが、
img769 (2).jpg
最近は、新手が続々と出現し、
よくあるのは、レシートの上に
お釣りを乗せて渡す方法!!
img769 (3).jpg
おじさんにとっては
とても不快!!

また、最近、
アルバイトの店員のやる気のなさが
とにかく気にかかる。
おじさんの年齢では、
特に医者という商売は、
アルバイトといえども
気が抜けないし、雇ってもらっている
病院に迷惑をかけれないと
思いながらやっていたので、、、、、

先日、店にはいるとレジの
アルバイトの店員が、無言で、
不機嫌そうな顔をして立っていた。

レジにゆくと案の定、、、、
買い物かごをカウンターと自分の体に
はさんで、荒い手つきで、
商品を流し込んで、ほうり込んでいる。
お育ちのいいおじさんは一言
“てめえ、なんか文句あるんか!!”って言ってしまいました。
。。。。。

到底、この年代の若者が私の
年金を稼いでくれるとは思えない。。。。。。