ヒップアップの
島崎俊郎さんがなくなったが
最近亡くなる人の年が以外に
近いことに驚きを隠せない。

40歳ぐらいの職員に
“アダモちゃんが亡くなったね”
って言ったら

“ヒップアップの”
??
“ひょうきん族にでていた”
???
“それでは、シャンシャンシャンシャン”
“みなさまシャンシャンシャン。。。。。”
????
で、また年を感じた。

ヒップアップは
その全盛期のころ
久留米の大学祭にやってきていて
(その前々年は松田聖子)
当時、軟庭部のキャプテンだったから
一番前の席で見た覚えがある。

ところで
亡くなった詳細は知らないけれど
心不全と書いていたから
68歳で突然の心不全なら
心筋梗塞かなと考える。

心臓は、血液を押し出すだけでなく
血管で栄養も得ている。
あれだけダイナミックに
筋肉を動かしているのだから
大変なエネルギーが必要である。

大きな血管が2つほどあって
それが枝分かれしているのだが、

枝分かれして、抹消に
行くほどダメージが少ないのだが
根幹に近い太いところが
急に詰まれば、さすがに
一たまりもない。

以前一緒に働いていた50第前半の
同僚も心筋梗塞で亡くなった。

逆に抹消の血管で、
発症してすぐ
ステントという
パイプで血管を開通させれば
ほとんど障害が残らず
治ることもある。

脳梗塞も同じで、
太い血管が詰まれば一たまりもないが
抹消に近い血管で、
条件がそれって、発症から
4.5時間以内なら
血液を熔解する治療があり
これもうまくいけば障害を
ほとんど残さずに治る。

外来ではよく言っているのだが
年を取ると
血管の状態が勝負で
動脈硬化が少なければ
心筋梗塞、脳梗塞、認知症
腎障害、、、などなど、
 いわゆる生活習慣病が起こりにくい。

つまりいわゆる血管年齢を
保つことが
元気の秘訣になってくる。

動脈硬化のリスクは
1, 糖尿、タバコ
2, 高血圧、高脂血症
順に主なリスクになる。

それらに気を付けて
コントロールして
運動などをすることが
血管年齢を維持する
秘訣なのです。

くわしくは外来で、、、、