今年の大河ドラマは面白い

私、なんでかわからないが
大河ドラマを見るのが
若いときから日曜日の
日課になっていて、
ほとんどの大河ドラマを見ている。

中にははっきり言って駄作
と思われるものもあるが
もう、終盤になったが、
今年の大河ドラマの
鎌倉殿の13人はなかなか見ごたえがある。

さすが三谷幸喜が最後の大河ドラマと
意気込んだだけあってなかなか
よくできている気がする。
(新選組、真田丸に次ぐ3作目)


私は、高校の時に世界史を
取っていたものだから。
(私の時代、高校は、世界史と日本史と地理
、政経、倫理社会が選択で、
理科系の人間は世界史と日本史の両方を
先行するものなぞいなかった)
(共通一次試験で点が取りにくかったから)
日本史がほとんど中学校の教科書程度の
知識しかなかったのだが、
大河ドラマを見ていたおかげで
大体の重要な流れは理解できるようになった。

もちろん大河ドラマはあくまでも
ドラマであるから、歴史事実をもとにした
フィクションなので
いろいろ実際とは違いう所はあるが、
歴史フェチでない私には
全然気にならない。
大河ドラマというのは、基本的に
あらゆる年齢層が対象であるから、
演出や内容がやや
劇場的に大げさなところはあるし、
言い換えれば
芝居がかっている。

主人公が、それはないだろうというほど
いろいろな人と交流があったり
親しかったりする。
この人はこの場面では登場しないだろう
とか、、、、

また、徳川家康や徳川慶喜などは、
ある大河では大悪人であったり
ある大河では戦乱の世を収めようとした
人徳の人だったりする。
徳川慶喜もある大河では
頭の切れすぎる人物だったり
ある大河ではどうしようもない人物
だったりする。

また、芝居も年配の人にわかりやすい様に
舞台の様に大げさにふるまったりする。
(水戸黄門的なあるいは歌舞伎的な要素がはいる?)

BSでときどき、以前の大河を
みるが、
まー演技は大げさで臭いし、
ドラマの内容もあまりにも
稚拙だったりする。


ただ、今回の大河は
北条時康という人物が
あまり、歴史にその即席をかかれていないこと
もあり、かなり自由にかかれており、
出演者の演技も映画レベルに抑えられており
なかなかその点では見ごたえがある。
また、今回は三谷幸喜ということで、
所々に笑いの要素をとりいれているところが
にくい。

大河ドラマはどうも
予算のかけ方がすごいようで
(最近、予算がかかる時代劇は激減している)
なかなか民放では作れない。

また、役者も大河ドラマに出ると
拍が付くみたいでかなり
力がはいっている。
(緒形拳、渡辺謙、西田敏行なんか
大河ドラマの主演で一級の俳優になっている)
他にも役所広司なんか、主役でなくても
大河ドラマに出ることで
有名になっている。)
主役ではなくても
“せごどん”の渡辺謙と鹿賀丈史の1対1の芝居
なんか役者が乗っているのがわかって
かなり見ごたえがあった。

今回も、最初は、雰囲気が合わないとおもった
大泉洋とか、そんなに上手とおもわなかった
小栗旬が、かなり熱演しており
ドラマに伯を付けている。

ただ、一つ残念なことに
大河ドラマは約1年おきに
力が入っている年と
やや力を抜く年がある???

来年はやや期待薄?????