あけましておめでとうございます。 今月の壁レコ~蛇特集! (2013/01/12)
投稿者: kiribuchi
遅くなりましたが、皆様、明けましておめでとうございます。
今年もスタッフ一同、頑張ってまいりますので宜しくお願いします。
さて、恒例の干支特集ですが、今回は巳年なので、蛇をモチーフとしたジャケットを特集しました。
先ずは玄関先です。
まさに白蛇! Whitesnakeの1作目「Trouble」です。
David CoverdaleがDeep Purple解散後、2枚のソロアルバムを経て、有能なメンバー(ギターにはBernie Marsden とMicky Moodyという渋い二人を揃え、キーボードには何と!Purpleのリーダーだった惜しくも昨年鬼籍に入ったJohn Lordを引っ張りこみました。ベースも名手Neil Murrayでした。)と共に結成した、ブルージーなハードロックバンドWhitesnakeですが、私がロックを聴き始めた80年代初期は非常に人気があり、よく聴いたものです。
特に、ドラムがあのIan Paiceにチェンジした「Ready & Willing」からは疑似パープルみたいな感じがして、ハードロックの様式美を求めるファンからは絶大な人気を得ました。
名曲「Fool for your loving」は昔やってたバンドでカヴァーしましたねえ。
お次はこの2枚です。
両方とも、蛇顔のアップに赤い背景という点は共通してます。
まずはBlackhootです。
このバンドはアメリカ南部出身というので、サザンロックみたいな感じかと思いましたが、割とストレートなハードロックでしたね。
あまり聴きこんでおりませんので、詳細はカットさせて頂きます。
そして、ステージでも蛇を首に絡ませてたという、まさにショックロックのAlice Cooper 初期の傑作「Killer」です。
70年代前半の彼等の人気は絶大なものがあり、出すアルバムは皆チャートの上位に君臨していました。Billion Dollar Babiesのように全米№1になったものもあります。
何しろ売れに売れたようで、所属レコード会社のワーナーも太っ腹でして、変形ジャケットやポスター類のおまけの大判振る舞い!
コレクターにとっては集めがいのある作品ばかりで嬉しいバンドでした。
70年代後期から失速しますが、80年代後期にLAメタルブームの余波をかって奇跡的?に復活したのは嬉しかったです。
日本では蛇はけっこう神聖なものとして崇められてますが、欧米ではどうでしょうか?
今回のジャケットでもそうですが、凶暴でおどろおどろしいもの、気をつけなくてはいけないもの、として負のイメージが強いように思いますが、如何でしょうか?
いろいろ捜しましたが、あまり可愛らしい蛇のイラストってないんですよね。
同じハ虫類でもワニなら、あったりするんですが・・・。(Hampton Hawesのコンテンポラリーから出てるトリオ第3集で、あの名古屋のジャズ喫茶「Yuri」の看板にも使われてます。)