やっと、秋らしくなってきたか?と思いきや、例年になく台風野郎が大挙押し寄せ、雨ばかりの9月ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?


ちと時期を逸した感がありますが、リオオリンピック、良かったですよね~!

普段野球とテニス以外のスポーツはあまり見ないのですが、やはりどんな競技でも、一流の方々は凡人の目を引き付けてしまうだけのパワーをお持ちですね。


という訳で、今回のジャケットは、金、銀 銅 をイメージして選んでみました。



まずは黄金ジャケットといえば、これです。



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Grand Funk の1973年リリースの 「we're an American Band」 です。


驚異の暴走機関車、であったグループ名、 Grand Funk Railroad から、もう俺たちゃ線路なんか要らないんだぜ!ってな感じで、レイルロードを外し、 当時プロデューサーとしても名を挙げていた、トッドラングレンと創り上げた最高傑作です。


キャピトルさん、かなり金をかけていたんですね・・・。  初回ジャケットは何とキンキラキンのピッカピカ!  おまけにレコード盤も流石に金ではないが、濃いイエローワックスで、カスタムレーヴェル、といった大判振る舞いでした。


それにならい、国内盤もビートルズで大儲けした? 東芝さんだった事も幸いしてか、同じような仕様に加え、日本独自の重厚なブックレット、 ジャンボポスター、 ステッカー・・・とこれまた豪華なものでした。


もちろん、ファーストプレスのみですが、当時良く売れたようで、中古市場にはよく出てきます。  しかも、バーゲンコーナーに・・・・・・。


私は中2の時に、当時栄にしか無かった、バナナレコードさんで再発の安いやつを買ったんですが、すんごく気に入り、良く聴いたものです。


ブックレットの小林克也さんのライナーが妙に好きで、 流石スネークマン、文章も洒脱だわい・・・と感心しながらむさぼり読んでいたものです。   メルサッチャーのベースの事を、「ゴンゲン様!」と呼ぶ件は最高です!!



表題曲は、マークファーナーではなく、ドラムのドンブリューワーのペンに依るもので、彼のドスの効いたダミ声がいい味を出しており、 堂々全米ナンバーワンになりましたね。


私はこの曲をどうしても演りたくて、大学の軽音楽部の仲間にお願いして、 西日本医学音楽祭のステージで採り上げさせて頂きました・・・。イントロのカウベルのフレーズは今でも叩けます・・・・。



お次は銀と銅です!




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図らずもまたGFRになってしまいましたが、  銀メダルといったらこれしかありません!!





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これもかなり予算が必要なジャケットですが、当時全米で最も客を呼べるバンド、だった彼等のアルバムだから、キャピトルさんとしても、「お好きなように.....」ってな感じだったんでしょうね・・・・。



そして、銅ですが、これは悩みに悩みました・・・・。


どうせなら同じGFRで揃えたかったんですが、やはり無理があり、思いつきませんでした・・・・。


そもそも「銅」をモチーフとしたジャケットがないんです・・・。   という訳で「銅像」ならいいんじゃ?と思って選んだのがこれです・・・・。



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ユーライアヒープの1974年発表の「Wonderworld」です。   邦題は「夢幻劇」で、こちらの方が秀逸ですかね・・・。