今年は終戦70年なんですね。

おそらくこれからいろんな特集番組が組まれる事でしょうが、3月10日の東京大空襲については、知る限りでは殆ど素通りだったような気がします。

たった一晩で一国の首都が無差別に爆撃され、10万人以上もの非戦闘員が殺戮されたケースは世界史でも稀だと思います。


そんな悲惨な出来事も、時代の流れなのか、風化しつつあるようです。


しかし、それではいかん!と思います。


戦争に至ったどうしようもない国家事情はあったかもしれませんし、生き物は他を駆逐する本能がありますから、全く戦争が無くなる事はないでしょう。
軍人たちの戦闘は致し方ないものがあるかもしれません。


けれども、悲惨な状況に陥るのは、いつも非戦闘員である女性や子供たちなんですよね。


「院長のひとこと」にも書きましたが、早乙女勝元氏の「猫は生きている」という絵本を全ての子供は読むべきだと思います。


そうすれば、成長し、例え軍人になったとしても、民間人を爆撃するなどといった愚行は犯さない筈だと、強く信じたいです。