11月になり、流石に肌寒く感じられる今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?


遅々として更新されないこのブログですが、あまりにも趣味に走りすぎてます故、先月終わりから「院長のひとこと」として、医療関係の情報発信も始めさせて頂いております。

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さて、今回のレコードジャケットは新作も好評なBob Dylanを特集してみました。



先ずは玄関先です。



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1974年発表で全米チャート№1にも輝いたThe Bandとの共演アルバム「Planet Waves」です。



この味のある、へたうま?イラストも彼の筆によるものです。



私はこのアルバムが大好きで、特にA面は次から次へと名演のオンパレードで針を上げる暇もありません。



交通事故から復帰して初めての全米ツアー目前という事もあり、ディランの張り切った唄とハーモニカも最高ですが、油の乗りきったいぶし銀の演奏を聴かせるザバンドの面々も素晴らしいです。



特にRobbie RobertsonのギターとRick Dankoのベースが絶好調で、これぞ唄伴!といった名演を聴かせてくれるんです。



3曲目の「タフママ」、4曲目の「ヘイゼル」、5曲目の「君の何かが」の3連発はホント心に染みてきますねえ。




お次は待合室壁です。



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これぞディランの最高傑作「追憶のハイウェイ61」です。




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60年代後期のアメリカを代表する名曲「Like a Rolling stone」から始まり、最後の「Desolation Row」まで、神がかった?名曲、名演が続きます。



まさにマスターピース!時代を超えた名盤です。



個人的にはA面最後の「やせっぽちのバラッド」がお気に入りで、「Do you? Mister Jones」のキメを何とは無しに呟いている事がよくあります!?


これのモノラルのUSオリジナル盤が欲しいんですが、なかなかお目にかかれませんね。



次は本来なら「Blonde on Blonde」とくるべきでしょうし、実際そうしてみたんですが、何かベタすぎるので、敢えてこれをもってきました。




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1970年発表の「Self Portrait」です。調べてみたら、米キャッシュボックス誌でディラン初の№1アルバムとなったそうです。意外ですね。



この子供が書いたような絵も彼自身の筆によるものであり、強烈なインパクトがあります。


横に「おとうさん」と書いてあっても違和感ない・・・・。
たまに患者様が「お子さん絵がお上手ですね。」・・・・なんて言う訳ないですよ!



内容はまさに寄せ集めであり、中村とうようサン曰く「オレハタダノぽっぷしんがーナノダ」という主張の元に、歌手としての表現を全面に出した作品集です。私は数回聴いただけですので、あまりこれを評論する資格はありません。