遅くなりましたが、皆様、明けましておめでとうございます。
今年もスタッフ一同、頑張ってまいりますので宜しくお願いします。



さて、恒例の干支特集ですが、今回は巳年なので、蛇をモチーフとしたジャケットを特集しました。



先ずは玄関先です。




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まさに白蛇! Whitesnakeの1作目「Trouble」です。


David CoverdaleがDeep Purple解散後、2枚のソロアルバムを経て、有能なメンバー(ギターにはBernie Marsden とMicky Moodyという渋い二人を揃え、キーボードには何と!Purpleのリーダーだった惜しくも昨年鬼籍に入ったJohn Lordを引っ張りこみました。ベースも名手Neil Murrayでした。)と共に結成した、ブルージーなハードロックバンドWhitesnakeですが、私がロックを聴き始めた80年代初期は非常に人気があり、よく聴いたものです。



特に、ドラムがあのIan Paiceにチェンジした「Ready & Willing」からは疑似パープルみたいな感じがして、ハードロックの様式美を求めるファンからは絶大な人気を得ました。


名曲「Fool for your loving」は昔やってたバンドでカヴァーしましたねえ。



お次はこの2枚です。



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両方とも、蛇顔のアップに赤い背景という点は共通してます。




まずはBlackhootです。




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このバンドはアメリカ南部出身というので、サザンロックみたいな感じかと思いましたが、割とストレートなハードロックでしたね。


あまり聴きこんでおりませんので、詳細はカットさせて頂きます。




そして、ステージでも蛇を首に絡ませてたという、まさにショックロックのAlice Cooper 初期の傑作「Killer」です。





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70年代前半の彼等の人気は絶大なものがあり、出すアルバムは皆チャートの上位に君臨していました。Billion Dollar Babiesのように全米№1になったものもあります。



何しろ売れに売れたようで、所属レコード会社のワーナーも太っ腹でして、変形ジャケットやポスター類のおまけの大判振る舞い!



コレクターにとっては集めがいのある作品ばかりで嬉しいバンドでした。


70年代後期から失速しますが、80年代後期にLAメタルブームの余波をかって奇跡的?に復活したのは嬉しかったです。




日本では蛇はけっこう神聖なものとして崇められてますが、欧米ではどうでしょうか?

今回のジャケットでもそうですが、凶暴でおどろおどろしいもの、気をつけなくてはいけないもの、として負のイメージが強いように思いますが、如何でしょうか?


いろいろ捜しましたが、あまり可愛らしい蛇のイラストってないんですよね。


同じハ虫類でもワニなら、あったりするんですが・・・。(Hampton Hawesのコンテンポラリーから出てるトリオ第3集で、あの名古屋のジャズ喫茶「Yuri」の看板にも使われてます。)