過去の投稿

February 2016 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: horistic1
 今回も「抜萃のつづりその75」から紹介します。どの話も紹介したいものばかりですが、111ページの「優しさと強さを取り戻す方法」を取り上げます。
 書かれた方は、在宅ホスピスケアを20年近く続けておられるお医者さんです。患者さんとの関わりと、その中で考えられたことを書いていらっしゃいますが、その中で2つの提案をしておられます。

 一つは、「幸せと思えたことを思い出す」です。「幸せと思えたことを思い出すことで、心の中で優しさと強さを回復できる。」と書いておられます。皆さんは、どんな場面を思い出しますか。私の場合は、小学生の時に病気で学校を休んだ時に、母親が漫画の月刊誌を買ってきてくれるのが常でした。「病気だけど、私だけ特別扱いをされた気になった」そんな場面を思い出します。

 2つ目は、困難なことへの心の準備法が5つ紹介してあります。そのタイトルだけ紹介します。
完全主義をやめる
「大変」という言葉を使わない
自分の人生といのちは、自分が主人公であると自覚する
心のベクトルを切り替える力を磨く
いのちを動かす大いなる存在に時々思いをはせる

 詳しくは、115・116ページをご覧ください。きっと参考になると思います。
カテゴリー: 総合
投稿者: horistic1
 今回は、医療とは違う内容で書いてみようと思います。
 「抜萃のつづり」という本について紹介します。その75号が、今年の1月末に刊行されました。
 「はしがき」によれば、昭和6年に、社会への感謝・報恩の気持ちを表すために創刊され、心にしみる感動、喜びをより多くの皆さんに共感してもらいたいとの願いで、45万部を無料で配布しておられます。

 その中の一つの文を紹介します。「パパが笑ってくれるから」から抜粋です。
 作者は、安武信吾さん。今全国の小中学校で実践されている「弁当の日」の取り組みの中でも、紹介されています。
 奥さんの千恵さんは、25歳の時に乳がんと診断され、5歳の娘「はな」さんを残して33歳で他界されました。千恵さんは、自分の余命を予知し、5歳になったばかりの「はな」さんに朝の味噌汁づくりを任せます。
 千恵さんを失い自暴自棄になり1ケ月たった時、信吾さんは「はな」さんが作った奥さんと同じ味の味噌汁を味わいます。そして、朝晩の食事を、5歳の「はな」さんが作り続けます。・・・詳しくは、当院に置いておりますので、お読みください。
 このご家族のお話は、「はなちゃんのみそ汁」という本として出版されました。

 もう一つの文「ぼくたちにあたえられた障害のある子と歩む道」も、ぜひお読みいただきたいと思います。
 2つの文とも、読み進めていくうちに涙が溢れてきます。
 感動の涙は、心を浄化してくれます。心が浄化されれば、体に気力が満ちてきます。当院での治療と並行しながら、感動的な文で出会ってほしいと思います。

 次回も、この「抜萃のつづり」から紹介したいと思います。
 本院にも置いておりますので、手に取ってみてください。
カテゴリー: 総合
投稿者: horistic1
 さて、今回が最後のプログラムとなります。

 4つのプログラムを実践したけど、なかなか改善が見られない人、または、忙しくて実践が難しいがなんとか冷えだけは取りたい、という人のためのプログラムです。もちろん、これまでの4つの実践に加えて、さらに5つ目にも取り組めば、根本的な改善につながります。


 前置きが長くなりましたが、5つ目のプログラムは、「漢方で体を温めて体質を変える!!」です。

 以下の4つの漢方薬がお勧めです。

補中益気湯・・・疲れている時や体調不良の時に適しています。胃腸の働きをよくして体力を回復させ、元気をとりもどすのを助けます。

六君子湯人参湯・・・胃腸の状態がとくに優れない時に適しています。胃腸の働きをよくして、水分の停滞を改善します。

真武湯・・・体が冷えて下痢などの症状がある時に適しています。体を温め、体の機能を高める働きをします。


 なお、漢方をお使いになる時に、「陰」「陽」「虚」「実」などその人の体質などに適したものを選ばなければなりません。素人療法は厳禁です。本院には、中国地方でも数少ない日本東洋医学会漢方専門医のドクターがおります。お気軽にご相談ください。もちろん、保険診療で対応できます。


  以上5回にわたって掲載しましたのは、万病のもととなる「冷え」を取るプログラムでした。「ストレスを溜めない」「食生活の乱れを正す」「適度な運動を心がける」「湯船にしっかり浸かる」、そして最後の「漢方で体を温めて体質を変える」でした。

 ぜひ、実践してみてください。
カテゴリー: 総合
投稿者: horistic1
 今日は節分です。古来から邪気を払う儀式として受け継がれてきました。
 私たちも、風邪の邪気を払うため、プログラムを実践していきましょう。


 今回は、プログラムその4『湯船にしっかり浸かる!!』です。

 みぞおちから下だけをお湯につける【腰湯】、バケツなどに湯をはって足を温める【足湯】などもお薦めします。

 特に腰湯は、体全体を温めるのに効果的です。体が冷えないよう、上半身の水分を取り、バスタオルをかけておくといいでしょう。


 ところで、今回で4回目のプログラムを紹介しましたが、プログラムのキーワードを覚えていますか? それは「冷えは万病のもと」です。

 次回は最後のプログラムです。お楽しみに!