胃内視鏡検査を受けられる方へ
大切な検査です。正しい診断ができるように、次のことを必ず守ってください。
- 夕食は固いものを避け、消化の良いものを午後9時頃までに済ませてください。
それ以後は何も食べないでください。水分は普通にお取りください。 - 普段から就寝前に薬を服用されている方は、いつものようにお飲みください。
- 朝食(ごはん、パン、味噌汁など)は、絶対にとらないでください。
- 薬も、服用しないでください。
- 牛乳、ジュース、日本茶、紅茶、コーヒーなどは飲まないでください。
- 湯呑み茶わん1杯くらいの水やお湯でしたら、お飲みになって結構です。(糖尿病でインスリンを注射しておられる方は、インスリンを注射しないでください)
- なるべくゆったりした服装でおこしください。
- 口紅はご遠慮ください。
- 時間に余裕をみてお越しください。検査の都合で開始時間が多少前後する場合があります。また麻酔や注射の影響がとれるまでに少し時間がかかります。
- 注射の影響が残りますので、検査を受ける方が車を運転して来院されるのはおやめください。
※次のような方はお申し出ください。
- 血液をサラサラにするお薬を服用中の方。
- 以前胃内視鏡検査を受けた時に苦しかった方。
胃内視鏡(胃カメラ)検査とは
- 細い管の先に取り付けたビデオカメラにより、食道・胃および十二指腸球部を検査する方法で、所要時間はおよそ5~10分です。
- 正確な診断のために小さな組織片を切り取る場合、色素液を散布する場合があります。
- 安全な検査ですが、日本消化器内視鏡学会の全国調査によると、1998~2002年の年間の826万件の検査で、998件(0.012%)の偶発症が報告されています。