皮膚科医は、毎回患者さんの皮膚を診て、触ります。
皮膚の状態、色合い、熱の具合、じくじくか乾いているか。
湿疹皮膚のどこで起こっているか、深さや厚み、
悪化しているか、軽快しているか判断します。
その際に、漢方医学的診察を加えます。
手の爪、手のひら、脈、舌の色、舌の形、お腹や腰を触る、
喋り声、お顔の色合い、表情等も見ます。
幸い、皮膚は、漢方医学とは、とても相性がよく
いろんな情報を患者さんから得られます。
西洋薬、漢方薬、場合によっては、ツボや針、
食養生等、総合的なアプローチで治療します。
AIが発達してきても、皮膚科学は、人の診察や判断は
必要と思います。