患者さんが意外と気が付かない 皮膚の手入れ(スキンケア)について
とてもわかりやすく書かれている書籍をご紹介します。

〇セラミド入りの化粧品は必ずしも皮膚に潤いをあたえるわけではない。
 値段の高い「ヒト型セラミド」はおすすめ。
〇保湿系のコスメの重ね塗りはさける。
〇体も顔もごしごし洗いすぎない。
 顔はぬるま湯はさける
〇マッサージ器で顔をコロコロしても効果はない
〇湿布を貼って紫外線にあたらない。
  ”痛み止め” の成分が日光と反応して湿疹がでやすくなる 
〇帽子だけでは、紫外線は防げない。つばは広い、日焼け止めは一年中。
〇飲む日焼け止めだけでは効果は不十分
〇日常生活、海、山と日焼け止めは使い分ける。SPFとPAに注目。
  SPF:しみや炎症をおこすUVBをブロック。
  PA:しわ、肌老化の原因のUVAをブロック。
    山 SPF 50 PA ++++
    海 SPF 40~50 PA+++
    日常 SPF 20~30 PA++ 
〇亜鉛不足は、美肌の大敵。
〇大豆の効果は半分のひと。
〇肉やごはんを抜いても肌はボロボロ。
〇にきびは洗顔や食事だけでは治らない。
〇わきが や 多汗症 は皮膚科へ。

知っているつもりが、実は間違っていたということもあります。
ご参考にしてください。
開業して第一線で診療されている先生でなければわからないような
事もたくさん書かれております。

         出典
               皮膚科専門医が見た
               ざんねんなスキンケア
           札幌皮膚科クリニック安部正敏 著 
                       Gakken
              2019.11.4第1刷発行